JANOG39 IIJ IoTデモ 「子猫IoTを3時間で作ってみた」

2017年01月17日 火曜日


【この記事を書いた人】
doumae

IIJ 技術担当部長 インターネットの技術を紹介するのがお仕事です

「JANOG39 IIJ IoTデモ 「子猫IoTを3時間で作ってみた」」のイメージ

1/18(水)~1/20(金)にJANOG39 Meeting in Kanazawaが開催されます。

JANOG = Japan Network Operators’ Groupは、名前の通り日本のインターネットを運用している現場の技術者達が集まって日々の技術的な課題を議論したり、情報を交換するための組織です。JANOGでは年に2回、参加者が集合して大規模なカンファレンスが催されます。この1月に開催される第39回のカンファレンスの会場は金沢市です。

さて、このJANOG。講演やディスカッションだけでなく、参加各企業による展示ブースが設けられており、IIJも毎回出展しています。

今回IIJは、先日サービスを開始したばかりのIIJ IoTプラットフォームサービスを使ったデモを行うことにしました。

デモのテーマは「子猫IoT」

寒さの厳しい今日この頃、子猫が元気に過ごしているか、気になりますよね?
そこで、今回のデモでは、

  • 室内の温度・湿度をセンサーで測定して継続的に記録する
  • 子猫の出入りを扉に取りつけたセンサーで察知し、ランプで通知する

という仕組みをIoTで実現してみることにしました。

デモ「子猫IoT」

IIJ IoTプラットフォームサービスは、 IoTシステムの中心になるデータ収集、通信、保存、可視化がワンパッケージになっていて、思い立ったシステムを速やかに実装できるのが特徴です。実際、今回のデモも、3時間ほどでプロトタイプの実装が完了しました。(実装はこの記事の筆者=堂前が行っています)

このようなパッケージでは、機能がプラットフォームの中に閉じていて、外部のシステムと連携しにくいのではという心配があるかと思います。IIJ IoTプラットフォームサービスでは、RESTを中心とした標準的なインタフェースで外部のシステムとの連携が簡単に取れます。写真右側にあるランプは今回のデモのために用意したものですが、IIJ IoTプラットフォームサービスのダッシュボードにエンドポイントを指定するだけで簡単に連携ができました。

実際に動作するデモは、JANOG39のIIJ展示ブースでご覧ください。私もブースでお待ちしています。

IIJエンジニアの登壇情報

JANOG39では以下のセッションでIIJのエンジニアが登壇します。

JANOG39 Meeting プログラム

Day 2 – 2017年1月19日(木)

  • ぼくの考えたさいきょうのDevSecOps (ももい やすなり)

Day 3 – 2017年1月20日(金)

  • EVSSL証明書が泣いている「検索窓問題」~ブラウザのセキュリティインディケータを意識していますか~ (須賀 祐治)
  • Dynのインシデントから浮き彫りになったモノや分野をまたがるサイバー攻撃・犯罪への課題 (島村 充)
  • Large BGP Communities (松崎 吉伸)

doumae

2017年01月17日 火曜日

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