スクラムフェス大阪2021に登壇しました!

2021年07月12日 月曜日


【この記事を書いた人】
北河 直樹

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

「スクラムフェス大阪2021に登壇しました!」のイメージ

名古屋からこんにちは。名古屋支社の北河です。

2021年6月25~26日に開催されたスクラムフェス大阪2021で、登壇する機会をもらいました。

簡単ですが紹介します!

私たちの業務

まず、私がどのような業務を行っているかを知ってもらうことで、より発表内容がイメージ出来ると思いますので一方的に語ります!

いわゆるチームビルディングの「お互いを知る」ですね。

名古屋支社 技術部 技術4課

私の所属する名古屋支社 技術部 技術4課では、「お客様のビジネス拡大に貢献しつづける価値実現集団」をビジョンとして掲げて受託開発を行っています。

以下の得意領域を生かしたシステム開発を通じて、お客様が提供するサービス・アプリケーションの成功を支援しています。

  • アジャイル・スクラムを用いた開発手法
  • IoTデバイス × Webサービス
  • サーバーレスアーキテクチャ

私はそんなスクラムのスクラムマスターとして日々チーム開発を楽しんでいます。

また私たちは、スピード感・チーム力を発揮できるのがスクラムという認識で取り組んでいますが、スクラムだけに拘るのではなく、良いプラクティスがあれば取り入れながら進化させています。

スクラムフェス大阪とは?

国内最大規模のスクラムカンファレンスです。

様々な地域から、個人・企業、初心者・エキスパート問わず集まる学びの場となっています。

今年はコロナ禍の影響もあり、完全オンラインでの開催となりました。

https://www.scrumosaka.org/

2019年、大阪でもカンファレンスを行うべく、スクラムフェスをはじめました
そして、さまざまな地域でスクラムフェスをやりたいという声が上がりました。

2020年、COVID-19の影響で大きなカンファレンスの開催が難しくなる中、
スクラムフェス大阪はオンライン開催をする決定をしました。
しかし同時に気がついたのです。だったら日本中の地域やコミュニティにも
声をかけて、一緒に盛り上がろう……。

東京のスクラムギャザリングを遥かに上回る数のセッションが集まりました。
スクラムのワークショップやノウハウ、企業での経験談と苦労話はもちろん、
チーム論、モブプログラミング、XP入門、ユーザビリティ、心理学、
スタートアップ、地域のエンジニアコミュニティ、オフショア、書籍、
ありとあらゆる学びと実験が集まります。

参加した動機

参加した動機は大きく2つあります。

外に出ることで更なる成長をしたい

名古屋支社のアジャイル・スクラム開発は2017年より始まりました。ゼロから始まり、様々な経験を経て現在に至っています。

開始当時と比べるとノウハウ・チーム数も随分増えてきました。しかし内輪だけでは更なる成長は見込めません。

そこで、私たちのアジャイル・スクラムの経験を発信することで、外部から様々な意見や反応を貰い、更なる成長につなげたいと考えたのが動機の一つ目です。

IIJ名古屋支社がアジャイル・スクラム開発していることを知ってもらいたい

IIJが東京以外の拠点でも受託開発していることを知っている人たちは余りいないと思います。正直、自分も転職というきっかけがなければ知ることはなかったかも知れません。

しかし、実際に中に入ってみると「こんなに真剣にアジャイルやスクラムに取り組んでいるの?!」と驚きを隠せなかったのを覚えています。

以前からアジャイル・スクラムを実践してきた身としては、

「このまま存在が知られずに埋もれてしまうのは勿体ない。社外の人たちにも知って貰い、一緒に良いプロダクトを世の中に出していきたい」

と思ったのがもう一つの動機です。

チームとしてのチャレンジ

この2つの動機は個人的意見も含まれますが、技術4課の総意でもあります。

発信を主とするチームを結成し、チームとしてスクラムフェス大阪2021へのチャレンジです。

発表内容

名古屋支社スクラム開発の歴史から「スクラムの “学び” と “つまずき” を追体験する」といったスクラム初心者にも優しい内容としました。

発表はZoomで行い、参加者同士のコミュニケーションはDiscordを使いました。

発表時間

20分

スライド構成

  • アジャイルを始めたきっかけ
  • 名古屋支社スクラム開発の歴史
  • 最後に

スライド概要

アジャイルを始めたきっかけ

アジャイルを始めたきっかけは何か?を問いかけ、私たちのきっかけを紹介しました。

私たちのきっかけは、右下の「気が付いたら入口だった」です。

普段から自然に行っていたことが、ある出来事を機に「これはアジャイルでは?」と気付いたのが私たちの始めるきっかけでした。

名古屋支社スクラム開発の歴史

名古屋支社スクラム開発の歴史を三期に分けてそれぞれの出来事を紹介しました。

  • 黎明期
  • 成長期
  • 挑戦期

それぞれの期に対して

  • トピック
  • どんな “うっ” があったか
  • どのように乗り越えたか
  • 何を学んだか

を紹介しています。

それぞれの期で共通する学びは、人・チームとの向き合い方についてです。

  • 黎明期
    • チームビルディングの重要性
  • 成長期
    • 「うっ!」と思うことがあっても地道に人・チームに寄り添いながら解決するのが大事
  • 挑戦期
    • HRT(謙虚・尊敬・信頼)の重要性

最後に追体験のまとめとなります。

この追体験を通じて特に伝えたかったこと

  • 良いプロダクト・サービスを作るのは人・チームでプロセスではない
  • アジャイル・スクラムを導入することばかりに目を向けず、その労力を人・チームへ向けてほしい

プロセスに振り回されず、原点に立ち戻って人・チームに対し向き合っていこうというメッセージです。

最後に

ゼロからアジャイル・スクラムを始めてよかったこととして、アジャイル的マインドやチーム開発が当たり前のように組織に浸透したことです。

このマインドチェンジは大きく、今の技術4課の根底を支える大事な出来事となっています。

所感

今回このようなカンファレンスに登壇できたことは、私個人・技術4課含めて今後の成長に大きくかかわる出来事になりました。

もちろんこの1回で終わらせず定期的に発信していくことで、名古屋支社スクラム開発の認知度向上と、更なる成長をしていきたいと改めて感じています!

また、当然ながら反省もありました。

  • 本来伝えたかった人たちを十分に呼び込めなかった
  • 20分間に約3年分の内容を詰め込んだため全体的に薄い内容になってしまった
  • 聞き手を魅了する話し方が出来なかった

ペルソナ設定して準備してきましたが、そもそも想定外・考慮不足だったり経験しないと気付かない箇所も多くありました。

ここでの経験から生まれた反省を学びに変えて次回にチャレンジしたいと思います。

この学びに変えて次に進むのもアジャイル的マインドですね!

最後に

私たちのアジャイル・スクラム開発に興味を持った方は是非ご連絡ください。アジャイル・スクラムについて意見交換をしましょう。

私たちにお手伝い出来ることがあれば是非お手伝いさせてください!

 

名古屋からでした!


執筆者Twitter @nk_tamago ※意見は個人のものです

北河 直樹

2021年07月12日 月曜日

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

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