今年も “RSGT2025 (Regional Scrum Gathering Tokyo)” のスポンサーになりました!そして成長するカンファレンスだなーと感じたことを話します

2025年01月17日 金曜日


【この記事を書いた人】
北河 直樹

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

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はじめに

三河からこんにちは。名古屋支社の北河です。

あけましておめでとうございます。昨年お世話になった方も、今年お世話になる方もよろしくお願いいたします。

さて、新年を気持ちよく迎えるにあたって、毎年恒例のイベントがあります。

はい、Regional Scrum Gathering Tokyo 2025 、通称 RSGT です。

IIJは2023はロゴスポンサー、2024はシルバースポンサーで協賛してカンファレンスを応援しています。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 感謝の体験レポート

2025もロゴスポンサーとして協賛させていただきました。

今年も様々な方と会話をさせていただきましたが、IIJはインフラ企業のイメージを持っている方が多く、結構な確率で「IIJがなんでアジャイルを?」と疑問を持たれることが多かったので、RSGTに参加している理由とこのカンファレンスに対して感じていることをお話したいと思います。

IIJってインフラの会社でしょ?なんでアジャイルカンファレンスにいるの?

ここで一つ注意があります。ここでの話は私が所属している IIJ名古屋支社 技術4課 での話となります。IIJの総意ではないことはご理解いただけたらと思います

さてIIJには以下の事業があります。

  • ネットワーク事業
  • クラウド事業
  • セキュリティ事業
  • モバイル事業
  • インテグレーション事業

名古屋支社はインテグレーション事業で、私たちが実践しているアジャイルもその中での話となります。

それ以外の組織でもアジャイル開発を実践していることは把握していますが、SIでアジャイル開発・内製チームを持っているのはIIJの中でも私たちの組織だけだと思います。

所謂、ベンダーアジャイルです。ベンダーアジャイルと聞くといい印象を持たない方も多いと思います。アジャイルを金儲けの手段にしているとか、プロセスだけそれっぽいアジャイルで良い印象が無いとか…、めちゃくちゃわかります!

そんな逆風の中、私たちは「どうしたら顧客ビジネスが拡大できるか?」から動き始めた結果、アジャイルにたどり着いたパターンとなります。私が言うのもなんですが 胸を張って「なんちゃってアジャイルではないよ!」と言えると思っています。

私たちを知ってもらいたい!アジャイルを深く学んで顧客のビジネス拡大を成功させたい!という想いから、RSGTやスクラムフェスのスポンサーや登壇をして参加しています。

そんな活動を通じて「IIJってそんなこともしているんだ。面白いね」「IIJがどんな風にアジャイルに取り組んでいるのか興味ある」と感じてもらえたら最高です。

また、IIJにはエンジニア支援の一環として、自身のコミュニティ活動や、やりたいことに対して支援をしてくれる珍しい会社です。RSGTのスポンサーもそれなりの金額となるんですが、エンジニア支援ということで二つ返事でOKをもらいました。自身が運営に携わっている スクラムフェス三河 にもスポンサー支援してくれています。本当にありがとうございます!!

IIJはスクラムフェス三河を応援しています

 

RSGTも応援しています。どこにIIJがあるかわかりますか?

正解はここ!

今年のRSGT参加レポート

今年もめちゃくちゃ人が多かったですね。セッションについては既に多くのレポートが書かれているので割愛して、会場の雰囲気と昨年との差異をレポートします。

RSGTは今年で6回目の参加となるのですが、毎年新しい参加者と会話できてます。参加者が毎年増えているのは本当にすごいですよね。

私は初参加のタグである「First Timer」を見かけた場合は積極的に声をかけるようにしています。

「どこからの来たの?」「参加した動機って何?」「どのセッションが心に残っている?」など会話して、少しでも楽しんでもらえたらなーと思っています。

参加した動機は非常に興味深くて

  • 同僚に誘われた
  • 組織としてアジャイルを導入しているがうまくいかない
  • アジャイルを勉強したい
  • 現地参加は今年が初めて

様々な動機がありました。そして、どのセッションが心に残っているか?の話になると皆さん前のめりになって話されます。すごい熱量でこちらが溶けそうになります。これってすごいことだと思います。人間そんなに熱くなれるんだなーと。

今年から日英同時翻訳の字幕と手話があり、より多くの方々が学べるカンファレンスになっていました。

フォトブースも昨年に引き続きありました。ありがたいことにカメラマンの方は私を覚えてくれていて、思い出話をしながらとても楽しく写真撮影が出来ました。

新年最高の笑顔です

RSGTは成長するカンファレンス

RSGTやスクラムフェスは成長するカンファレンスだと個人的には感じています。いろんな意味での成長です。

前項の「会場の雰囲気」でも書きましたが字幕や手話が今年から対応したり、昨年はカメラブースが出来たり、毎年参加人数が増えたり、来年からは会場が変わったりしてどんどん成長しています。運営の皆さんありがとうございます!

そして、参加者自体も成長していきます。

私は6回の参加となりますが、何回も参加しているとRSGTの歩き方も変わってきます。

初参加の時はとにかく何も分からずひたすらセッションを聞いたり、積極的に参加者へ声をかけたりして学びに徹していました。

2回目以降からは全体の流れがわかっているのでゆとりを持って学ぶようになり、回数が増えると学ぶというよりはここで学んできたことや実践してきたことを伝える感じになってきました。

そして RSGT や スクラムフェス の運営は基本ボランティアから成り立っています。ボランティアである以上出来ることは限られてきます。なので このカンファレンスは制限がある中で出来る最大限の学びの場を提供してくれているだけ だと思っています(暴論)。そんな中で、何を学んで、どう楽しんで、どのように次に生かすかは参加者に委ねられる とも私は思っています。

だからこそ全ての参加者が平等に同じような体験にならないところでもあるのかなーと思っています。

なので、出来るだけ初参加者にも同じような体験をしてもらいたくて、「RSGTの歩き方」的なブログも多く出るのだと思います。私も過去書きました。

初参加者必見!アジャイルコミュニティの祭典 “Regional Scrum Gathering Tokyo” の歩き方

こういった、参加者の行動やカンファレンスをよい体験にしていこうとするところが、成長するカンファレンスだなーと思うところです。

最後に

RSGTが終わると今年が始まったなーとしみじみと感じます。来年は自分ではなく他のメンバーに行って欲しいと思います。そのためには、RSGT2026もスポンサーになって貰うように会社と交渉です!

最後に宣伝となりますが、私が所属している名古屋支社開発チームは開発ベンダーでありながらアジャイルでお客様のビジネス拡大に貢献したい!と活動しています。最近はアジャイルに関する相談や意見交換する機会が増えています。リアルな話が出来ますので、興味がありましたら個人やIIJのXで良いので是非ご連絡ください!


執筆者X @nk_tamago ※意見は個人のものです

 

北河 直樹

2025年01月17日 金曜日

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

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