初参加者必見!アジャイルコミュニティの祭典 “Regional Scrum Gathering Tokyo” の歩き方

2023年01月19日 木曜日


【この記事を書いた人】
北河 直樹

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

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明けましておめでとうございます。今年もblogをいっぱい書きたいと思いますのでよろしくお願いします!

さて、1月11日~13日にRegional Scrum Gathering Tokyo 2023(以降 RSGT) へ参加してきました。

毎回新しい「気付き」と「出会い」が生まれる、珍しいイベントです。出会いって何?って感じもするかと思いますが、このブログを読んでもらえれば納得してもらえると思います。

通常なら参加レポートになるかと思いますが、イベント初日から大量のレポートが出ていると思いますので、趣向を変えてRSGTの楽しみ方について書きたいと思います。

2019年の kyon_mm さんの記事「#RSGT2019の歩き方」 にインスパイアされています

RSGTとは?

スクラムの初心者からエキスパート、そして様々な企業、様々な立場の人達が一同に集まって、スクラムに限らずソフトウェアの将来について話したり、自分たちの取り組みを共有したり、悩みを聞いて助言を貰ったり…とものすごい学びが出来るイベントです。

自分のRSGTとの出会いは こちら を見てください。

毎年1月に開催されており、今年はオンサイト・オンライン合わせて600名以上の参加者がいたようです。

開催場所は「御茶ノ水ソラシティ」の1階と2階となります。

そんなRSGTですが「何かその界隈の怖い人が多そうだなー」とか「初参加だと相手にされないかも?」と思われる方もいるかもしれません。

ご安心ください。全然そんなことないんです。むしろ初参加の方は尊いんです。よく参加してくれたね!って。

なので、初参加の方が楽しく充実した3日間を過ごせる方法を紹介します!

Day0 の歩き方

3日間なのにDay0って何?!ってなったかもしれませんが、今年より正式にDay0が誕生しました。

[Day0] (online-only) 知り合いを増やしてRSGTへのドキドキをワクワクにする会

スクラムフェス三河の実行委員もやられている Ogasawara さんの恒例行事です。昨年まではDay1の最後に行っていましたが、初日の朝からワクワクして楽しんでもらいたい ということでDay0が実現したようです。

来年初参加を狙っている方は必ず参加しましょう!(自分は参加できず悔しい思いをしました…)

Day1 の歩き方

まず2階で受付したら、ネームホルダーに名前を書きましょう。本名でなくても良いです。どう認識してもらいたか?どう呼んでもらいたいか?で書きましょう。自分は普段「tamago」で活動していますので、大きく「tamago」と書きます。

そして、ネームホルダーにラベリングしましょう。初参加のシールが置いてありますので、ネームホルダーに貼りましょう。貼ってあるだけで周りがやさしくなります。

オープニングとKeynoteは2階のmain-hall です。mail-hall は west と east の2つに分かれていて、どちらかが日本語訳となります。日本語で聞きたい方は部屋を間違えないようによく扉を見ましょう。

そして必ず押さえておきたいのはKeynoteと招待講演です。これはDay1に限らず、すべてのKeynoteはおさえたいです。

RSGTのKeynoteは価値のある話が非常に多いです。視座が高い話も多く、いろいろ触発されることが多いので是非聞きましょう。

そして、昼食です。美味しそうなお弁当が数種類用意されています。配布場所まで取りに行きましょう!

昼食を食べるとドリンクが欲しくなると思います。ちょっと廊下に出て歩いてみましょう。おや、コーヒーの香りがしますね。フリードリンクでコーヒーをいただくことが出来ます。

コーヒーを飲んで一息入れましょう。そして周りを見渡すと、自分と同じように一人で飲んでいる人、輪になって飲んでいる人たちがいると思います。

勇気を出してこう問いかけましょう。「Keynote見ましたか?あの○○の話、めちゃくちゃ良かったですよね?」と。

RSGTのGはギャザリングです。集まって会話するのがこのイベントの真骨頂となります。様々なバックボーンを持った人たちが集まって会話することで、様々な知見・学びを得ることが出来ますので、是非勇気を出して声をかけてみましょう。

そして、多くギャザるためのルールがRSGTにはあります。パックマンルールです。

会話の輪を作る時、パックマンの口のように人が入れる隙間を作っておきます。そうすることで会話に参加しやすくさせるルールです。

このようにどんどん会話に参加しましょう。

午後からは スケジュール を見て興味があるセッションに参加しましょう。

しかしここでもう一つポイントがあります。セッションは動画で後からでも見ることが出来ますが、人との出会いは一期一会、この場でしか出会えません。もし会話が盛り上がっているのであれば、あえてセッションには参加せず、そのまま会話するのもアリです。

最後のセッションが終わると解散となります。

疲れた脳と体を回復させるために帰るのも良しですが、知り合いになった方と食事にでも行ってみるといかがでしょうか?

そして、会場の近くにはお店がいっぱいあります。ガラス張りのお店もいっぱいあります。そして中華もあります。ちらっと覗いてみてください。見慣れたネームホルダーをつけている人がいるはずです。勇気を絞って手を振ってみましょう!きっと暖かく迎えてくれるはずです。密を避けながら楽しみましょう!

Day2 の歩き方

Day2も基本的にはDay1と同じです。Keynoteを見て、美味しい昼食を食べて午後に挑みましょう。

午後はせっかくだからスポンサーブースを回ってみるのも良いかもしれません。参加者を楽しませるためにいろいろな催しをしてくれています。

Day3 の歩き方

あっという間に最終日です。最終日は今までとは異なり OST(Open Space Technology) が行われます。必ず参加しましょう。むしろこれを参加せずになぜRSGTに参加したのか?言われるほどです。

前日までのセッションとは異なり、OSTは参加者が自らテーマを出して、そのテーマについて別の参加者と一緒に話し合いをする場です。

OST何それ?怖いって方も大丈夫です。最初にスクラムフェス三河の代表でもある まつしゅー さんより「OSTを120%楽しもう!!︎ 誰でも簡単に実践できるtips教えます」で参加のハードルを底辺まで下げてもらえます。

自分も昨年は「受託アジャイルってどうよ?」ってテーマでホストをして様々な学びがありました。今年は多くのテーブルを回りたかったのでテーマを出しませんでしたが、まつしゅーさんのおかげか例年よりテーマが出てたと思います。

そして、最後のKeynoteを見て記念撮影に交わりましょう。

ここで出会った人たちと来年の約束をして解散となります。終わった後もDiscode上では盛り上がっています。眺めるのも良し、参加するのも良しで骨の髄まで楽しみましょう。

まとめ

RSGTは単なる聞くだけのカンファレンスではありません。参加者同士が会話できる仕掛けがいっぱいあります。是非それらを活用してコミュニケーションを取ってみてください。

そして、RSGTは終わりましたが、今度は今年のスクラムフェスが始まります。

自分が実行委員をしているスクラムフェス三河も9月にあります。ここでの出会いを生かして昨年より盛り上げたいと思います!

是非、今年もスクラムフェス三河に来てみかわ!


執筆者Twitter @nk_tamago ※意見は個人のものです

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北河 直樹

2023年01月19日 木曜日

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

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