スクラムフェス三河2021に登壇しました!
2021年10月12日 火曜日
CONTENTS
三河からこんにちは、名古屋支社の北河です。
6月26日のスクラムフェス大阪2021に引き続き、10月2日のスクラムフェス三河2021でも登壇しましたので、簡単ですが発表内容の紹介をしたいと思います。
私たちの業務については、以前投稿した記事に記載されていますので、是非そちらを参照してください。
スクラムフェス三河とは?
2020年から始まり、RSGT(Regional Scrum Gathering Tokyo)やスクラムフェス大阪の流れを汲む、地域のスクラムイベントです。
https://www.scrumfestmikawa.org/
スクラムフェス三河はスクラムの学びの場です。
スクラムの初心者からエキスパートまで現場を少しでも良くしようと考えている様々な人々が集まります。
この2日間にわたる魅力的なセッションからはスクラムやアジャイル開発に関する多くのヒントを見つけることができ、現場の力をより一層高めることにつながります。
愛知は名古屋だけじゃありません。
2021は三河会場とオンラインでの同時開催です。三河会場でのセッションはMUSASHi Innovation Lab CLUEのステージよりオンライン配信します。
参加した動機
今回は2つあります。
一つ目は、私が生粋の東三河人ということもあり、是非参加したいイベントの一つでした。
二つ目は、前回登壇したスクラムフェス大阪の発表から2ヵ月で様々な出来事が起き、続きとしてその出来事となぜ起きたのかをお伝えしたいと考えました。
応募したプロポーザルはリンク先を参照してください。
発表内容
私たちの取り組みを発信するスクラムチーム「NOCKnock(ノックノック)」の誕生話と、ビジョンへの目指し方、そして失敗からの学びをお話しました。
スライド
発表時間
- 20分
スライド構成
- 直近3ヵ月の出来事
- チームの生い立ち
- ビジョンとゴールへの目指し方
- 失態から得た学び
- まとめ
スライド概要
直近3ヵ月の出来事
6月26日のスクラムフェス大阪が終わってから3ヵ月の間で起きた社内での出来事を紹介しています。
- IIJ公式技術ブログ「IIJ Engineers Blog」執筆
- 社内報インタビュー
- 社内勉強会登壇
- エンジニア向け勉強会「IIJ Technical NIGHT」
まさかこのような未来になるとは想像していませんでしたが、ビジョンを目指して一歩踏み出した結果、様々な人たちが私たちに共感してくれて、そして動いてくれたことを話しました。
チームの生い立ち
チームは名古屋支社の技術部ビジョンを実現するために生まれ、慣れ親しんでいるスクラムチームとして結成しました。
「NOCKnock」このチームの名前です。
以下の特徴があり、通常の開発チームとは大きく異なっていることを紹介しています。
- 全員がPO兼SM兼Developer
- 稼働時間は50%以下のスキマスクラム
- 開発をしないスクラムチーム
ビジョンとゴールの目指し方
チームがどのようにビジョンを目指しているのかを紹介しています。
ビジョンを目指すためには、幾つものプロダクトゴールを通る必要があります。
私たちがゴールへの向かうための基本的な流れを詳細に説明しています。
まとめとして、ビジョンとゴールは設定するだけでは意味がなく、どのようにチームへ浸透させ、どのようにバックログに落とし込むかが大切だと伝えました。
失態からの学び
私たちは開発の中でスクラムを実践しているという甘さから、目も当てられない失態をいっぱい犯しました。
その失態と得た学びを紹介しています。
代表的な3つの失態です。
- PBI先送り文化
- ご都合スクラム
- 迷走するMVPキャンバス
それぞれに対し、なぜそのような失態をしたのか、どのように解決していったのか、何を学んだのかを伝えました。
この失態からの学びのまとめです。
- 失態の原因を改めてスクラムガイドと照らし合わすことで心で理解出来た
- ビジョンをどのようにバックログに紐づけるかが大切
- 振り返りの浄化作用が働き自分達で気付けた
まとめ
本セッションで伝えたかったことを紹介しています。
- ビジョン・ゴール
- ビジョンとゴールを正しくチームに落とし込む事が大切
- スクラム
- プログラム開発ではないと言っても、甘い気持ちで都合良く利用すると痛い目にあう。基本に忠実が大切
私たちはこのチームの活動を通じて、ビジョンとゴールの重要性、そしてスクラムの守破離の守がいかに大切かということを学びました。
また、一歩踏み出したからこそ新しい扉を開くことが出来、これからも新しい扉を開いていく決意をして終わりとなります。
所感
今回はハイブリット開催ということで、私は地元豊橋の会場で発表しました。
会場といっても、オーディエンス抜きで登壇者と運営スタッフのみという環境でした。
リモートでの一人発表とは異なり、スライドをプロジェクタへ投影し、立って話し、周りに人が居るという、懐かしいような何年かぶりの感覚で発表することが出来ました。
ちょっと緊張して画面ばかり見てしまったり、噛み噛みだったのは反省点です。
RSGTの流れを汲むスクラムフェスのイベントの良いところは、参加者との横の繋がりと学びです。
繋がった参加者同士が蓄えた知見をアウトプットし、それを学びに変えて次のアウトプットにする。そしてアウトカムに繋がりインパクトを起こす・・・そんな可能性を秘めているイベントだと感じています。
これからも、引き続き参加していきたいと思います!
最後に
私たちのアジャイル・スクラム開発に興味を持った方は是非ご連絡ください。
私たちに出来ることがあれば是非お手伝いさせてください!
三河からでした!
執筆者Twitter | @nk_tamago ※意見は個人のものです |