Agile Studio ウェビナーで話をしてきました!

2023年04月24日 月曜日


【この記事を書いた人】
北河 直樹

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

「Agile Studio ウェビナーで話をしてきました!」のイメージ

どうもです。名古屋支社の北河です。

先日、2023年3月16日(木)に永和システムマネジメント(以下ESM)様主催のAgile Studio ウェビナーで話をしてきました!

IIJが目指す「アジャイルになる」ってどういうこと? ~アジャイルマニフェストと組織作り~」という内容です。

あえて「アジャイルマニフェスト」をテーマにしましたが、マインド的であるため「ん?」と感じるかもしれません。

プライベートウェビナーなので詳細内容は書けませんが、今回のブログではあえてこのテーマを選んだ背景とスライド作成をどのように進めていったかを書きたいと思います。

Agile Studio とは

アジャイル開発をいち早く取り組んできたESM様が「アジャイルで日本の組織を元気にしたい」という目的で情報発信やイベントを行っています。

https://www.agile-studio.jp/

アジャイルで日本の組織を元気にしたい

アジャイルなソフトウェア開発の実践を通じて、組織にいるひとりひとりが主役となって活躍できる舞台をつくり、組織やチームを元気にしていくのが Agile Studio のミッションです。
このホームページではアジャイルに関するさまざまな情報発信やイベントの案内を行っています。

アジャイルマニフェストをテーマに選んだ背景

今回、ESM様からウェビナーの話をいただいた時、正直何を話すか非常に迷いました。いつものスクラムフェスのノリで話すべきか、別の切り口にするか…です。

これは個人的な見解もありますが、スクラムフェスは「どちらかというとコミュニティ色が強い」という特徴があります。

Agile Studio ウェビナーは過去の開催を追っていくと「どちらかというとビジネス色が強い」のではないかと感じました。

コミュニティ色とビジネス色の個人的見解

コミュニティ色が強い … 会社名は出さず、個人として参加
ビジネス色 が強い … 会社名を出して、会社として参加

よって、ターゲット層は「アジャイルに明るくビジネス色が強い視聴者」、参加動機は「会社としてアジャイルを取組み始めたが課題や悩みも多く、現状を打破するためのヒントを得たい」という仮説を立ててテーマを考えることにしました。

よく起きる課題や悩みは何か?を考えた時、自分の経験やこれまで参加してきたカンファレンスを思い出すと、スクラムで言えばスプリントの過ごし方などプロセスやプラクティスに対する悩みが多いのではと思いました。

しかし、そういうプロセス面ばかり着目することにモヤつきがありました。なぜそのようなプロセスなのか?なぜそのプラクティスなのか?という背景や目的を理解しないと、ただやるだけになってしまうと実感しているからです。

そこで、まずは背景を知ってほしいという想いで、今回のアジャイルマニフェストをテーマとしました。

伝えたいことを1枚の絵にしたのが下図です。非常に好きなので置いておきますね。

スライド作成の道のり

さて、テーマは決まったもの、アジャイルマニフェストをどのようにスライドへ落としていくかでも悩みました。

アジャイルマニフェストを説明したところで、誰もうれしくないし、このウェビナーでやる意味がない。

であれば、私たちの日常や活動の中でアジャイルマニフェストがどのように生きているかを話した方が有意義ですね。

メインコンテンツは「アジャイルマニフェストを大切にした取り組み事例」にしましょう。

  • 現在取り組んでいる事例
  • 失敗した事例

なぜこのような取り組みを始めたのか、効果はあったか?なぜ失敗したいのか?を惜しみなく話すことで私たちが得た学びを伝えたいと思います。

そして、メインコンテンツの理解を深めるためには、私たちの背景を知ってもらう必要があります。背景を知らないと自分事で見ることが出来ないですよね。

以下を話すことで理解が深まりそうです。

  • IIJってどんな会社
  • なぜアジャイルマニフェストをテーマに選んだか
  • 私たちの組織がどんな経緯でアジャイルを取り組み始めたか

ここを丁寧に説明して、背景から追体験してもらいましょう。

結果的に50枚ほどの量になってしまいましたが、十分伝わるスライドになったと思います。

目次

目次だけで残念ではありますがチラ見せします。

もしこの話を聞いてみたいなど、興味を持ちましたら是非連絡ください。お話しましょう!

最後に

忙しい合間を縫って参加していただいた参加者と、このウェビナーに登壇する機会を作ってくれたESM様には感謝しかありません。

ウェビナーは1時間枠の中で、スライドを話しながらESM様が気になった箇所をその場で質問して対談するといった流れで進みましたが、対談が予想以上に盛り上がってしまい、時間が全然足りず全てを伝えることが出来ませんでした。 うーん残念です。

機会があれば続きを話して全てを伝えたいなーと思います。

最後に宣伝となりますが、私が所属している名古屋支社開発チームは受託でありながらアジャイルでお客様のビジネス拡大に貢献したい!と活動しています。興味がありましたら是非ご連絡ください!


執筆者Twitter @nk_tamago ※意見は個人のものです

北河 直樹

2023年04月24日 月曜日

名古屋支社所属。新しい技術・怪しいデバイス・GISが好き。名古屋から影響力のある開発チームを作って発信していくのを目標としている

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