インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023 出展レポート
2023年11月16日 木曜日
CONTENTS
インターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)は、インターネットに関する諸課題を、各国の政府、民間、技術・学術コミュニティ、市民社会などのマルチステークホルダーが対等な立場で対話を行うインターネット政策の分野で最も重要な会議のひとつです。
2006年の第1回会合を皮切りに毎年開催されており、第18回目となる本会合は2023年10月8日~10月12日に京都で開催されました。
IIJは、本会合に併設されたIGF Villageにブースを展示しましたので、出展内容の紹介や会場の雰囲気をレポートします。
(参考)インターネット・ガバナンス・フォーラムの生い立ちやマルチステークホルダーの考え方は、過去のブログで取り上げています。
マルチステークホルダーって何だ (Internet Governance Forum ~ IGF Kyoto 2023)
IIJブースの紹介
今回IIJブースのテーマは「人に地球に、やさしいインターネット」で、以下2点を取り上げました。
- 持続可能なインターネット実現に向けた環境問題への取り組みとして、IIJのデータセンターにおける省エネ・カーボンニュートラル化の紹介
- 日本社会の課題のひとつである“農業従事者人口の減少”解決に向けた、「農業IoT」によるITを用いた省力化を推進するIIJの取り組みの紹介
IIJブースの様子
個人的な体感では、参加者のおよそ8割は海外の方々だった印象で、政府・企業・民間・学術・学生と立場も様々。
展示していたIIJのデータセンターや農業IoTにも大変興味を持ってくださり、連絡先の交換も頻繁に行われました。
普段あまりアピールできていない海外の方々に向けて、IIJの取り組みを発信できたことは大変貴重な機会だったと思います。
会場で提供されたノベルティや飲食物、夜のパーティイベント
最後はおまけ的な写真になりますが、参加者に配られたノベルティや飲食物も大変豪華でした。
夜には IGF Music Night と称したパーティも開催されていました。
IIJは今後もこのような会合に積極的に参加し、インターネット技術を活用した社会課題の解決に貢献するIIJの取り組みを発信していきたいと思います。