IIJ Bootcampの教材に「ずんだもん」を使ってみた

2023年11月28日 火曜日


【この記事を書いた人】
韮塚 凌平

2019年新卒入社。基盤エンジニアリング本部兼クラウド本部所属のKubernetes大好きエンジニア。自宅ラックマウントサーバ勢。休日はコスプレしたり、バイクに乗ったり、絵を描いたり、サーバメンテしたり、激渋旅館を巡ったりしてます。

「IIJ Bootcampの教材に「ずんだもん」を使ってみた」のイメージ

こんにちは、IIJの韮塚(にらづか)です。

基盤エンジニアリング本部とクラウド本部に所属しており、普段は趣味全開デスクで「サービス基盤運用の自動化」や「社内ツールの管理人」をしています。

今回はIIJ Bootcampで合成音声VOICEVOXのずんだもんを使った解説動画を流すという暴挙試みをしたので、本記事にて紹介します。

【補足1】VOICEVOXとは

ヒホ(ヒロシバ)氏が制作した、無料で使えるテキスト読み上げソフトウェア
https://voicevox.hiroshiba.jp/product/zundamon/

 

【補足2】ずんだもんとは

ずんだアローの擬人化のこと
https://zunko.jp/

背景

IIJ Bootcampは社内で毎年開催している勉強会で、私はKubernetesと監視概論、Prometheusを担当していますが毎年受講者から以下のような悩みが飛んできます。(IIJ Bootcampについての詳細はこちらを参照してください)

  • なんだか難しそうなことをやってるということはわかった
  • 座学の内容がいまいちよくわからなかった/わかりづらかった
  • 具体的な例がもっと欲しかった

私自身のプレゼン力不足というのもありますが、せっかく時間を割いて講義を聞きに来てもらっているので、どうにかしてみんなが楽しく学べるものを用意したい。

☞巷ではずんだもんが流行ってるし、ずんだもん解説動画にすればいいのでは😇

準備

商用利用ライセンスの事前確認

個人で動画を作るのではなく、「IIJ社員」として「IIJで使う資料」に利用する以上、各ツールの商用利用の可否について洗い出す必要があります。

主に懸念するべき項目は

  • VOICEVOXずんだもん
  • 動画編集ソフト
  • 立ち絵
  • BGM
  • 背景画像

になります。

VOICEVOXずんだもん

こちらは動画のどこかにクレジットを差し込むことで商用利用可能になります。
むしろ同じ音声読み上げソフトであるVOICELOIDなどは商用ライセンスが必要な場合があるため、利用しないことにしました。

細かい規約などは公式ドキュメントを参照してください。
https://voicevox.hiroshiba.jp/product/zundamon/

また、動画内ではずんだもんの他に以下のキャラも補助役として導入しましたが、いずれも商用利用可能なキャラを選定しました。

動画編集ソフト

動画を編集するのにあたって、編集するソフトにも注意を払う必要が出ます。
こちらは商用利用可能なAviUtlを利用しました。

AviUtl自体はサードパーティー製のプラグインやエフェクトを組み合わせることで便利になりますが、商用利用に関するライセンスが不明瞭なプラグイン/エフェクトはすべて排除した状態で動画編集を行いました。

もちろん利用フォントも同様です。

立ち絵

実況動画を見たことがある方はご存知かと思いますが、声を喋らせるキャラクターに立ち絵を用意することが一般的です。
なので、こちらも商用利用可能(正確にはずんだもんのライセンスに帰属)な立ち絵である坂本アヒル氏のものを利用しました。

BGM

言わずもがなですが、BGMも商用利用可能なものに限られます。
こちらは何かと馴染みのあるdova-syndroamから商用利用可能なものを利用しました。
https://dova-s.jp/

背景画像

背景に関しては最悪無くてもよいですが、真っ白画面というのも味気ないので商用利用可能なものをニコニコモンズから利用しました。
https://commons.nicovideo.jp/

これらを徹底したおかげで編集の自由度が下がり、あまり凝った動画に出来なかったですが、致し方ないと割り切りました。

編集

思い立ったのが講義前日だったので、フォントや細かいエフェクトとかこだわってる時間も無く、一夜漬けで細かいことは気にせずとにかく作りたいものを作りました。

セリフを考えて、ずんだもんに読み上げさせ、簡単な調声を行って、セリフと一緒に動画編集ソフトに突っ込む。
ひと通り突っ込んだら、字幕/表情/キャラの動きで動画映えするようにひたすら編集する。

編集時間は以下の通りです。

  • 監視概論/Prometheusの動画は4時間(動画自体は8分)
    • 監視のアンチパターンを物語形式で学べる動画

      実際の動画はこちらでご覧いただけます。

  • Kubernetesでの動画は11時間(動画自体は20分)
    • Kubernetesの歴史からアーキテクチャまでを解説形式で学べる動画

      実際の動画はこちらでご覧いただけます。

「なのだ」を何回打ったかわからないぐらい打ちました。

本番

講義はオンラインで行われるので画面共有で動画を流します。
講義前に若干の放送テストは行いましたが、ほぼほぼぶっつけ本番です。

結果

講義後のアンケートでは「わかりやすかった」「1時間の講義が20分に感じられた」「もっと見たい」など、非常に好評でした。

動画制作に労力ステータスを全振りしたせいで、肝心のハンズオンはグダってしまったのですが……。

感想とまとめ

講義で好評だったのが何よりも達成感を感じました。
改善点もいくつかあがったので、クオリティを上げつつ来年度以降も動画を使いまわして使って行こうと思います。

この記事がよかったと思ったらチャンネル登録、高評価ボタンをお願いしm(ry

関連リンク

2023年に行われた社内のビギナー向け研修「IIJ Bootcamp 2023」より、その一部を動画化してYouTubeで公開しています。

 

韮塚 凌平

2023年11月28日 火曜日

2019年新卒入社。基盤エンジニアリング本部兼クラウド本部所属のKubernetes大好きエンジニア。自宅ラックマウントサーバ勢。休日はコスプレしたり、バイクに乗ったり、絵を描いたり、サーバメンテしたり、激渋旅館を巡ったりしてます。

Related
関連記事