グランプリ受賞!「Ditto」が Interop Tokyo 2025「Best of Show Award」で栄冠!

2025年06月25日 水曜日


【この記事を書いた人】
吉田

2024年に入社し、IoT事業部のプロモーションを担当しています。趣味は旅行、子どもとお出かけすることです。

「グランプリ受賞!「Ditto」が Interop Tokyo 2025「Best of Show Award」で栄冠!」のイメージ

2025 年 6 月 11 日~13 日に幕張メッセで開催されたイベント「Interop Tokyo 2025」にて、IIJ が出展した「Ditto」が、「Best of Show Award(IoT / エッジコンピューティング部門)」でグランプリを受賞しました!

Best of Show Awardとは

Interop Tokyo に出展された多数の最新技術・製品の中から、専門家による厳正な審査をし、優れた
製品・ソリューションに授与される賞です。今年は 200 を超えるエントリーの中から全 23 部門・103 製品
がファイナリストに選出され、その中から各部門のグランプリが決定されました。

受賞製品「Ditto」について

インターネット不要でつながる新時代の通信技術

Dittoはインターネットが使えない環境でも、BluetoothやWi-Fi、LANを用いてデバイス間でリアルタイムにデータを同期できる通信技術です。OSを問わず、デバイス同士が自動的にメッシュネットワークを構築し、最適なルートで通信します。
既に航空機内の業務アプリやレストランのオーダー管理・レジ端末で活用されており、今後は警察・消防・物流など、通信の安定性が求められる分野での活用が期待されています。

なお、以前にIIJの谷口 崇がDittoの技術について触れているブログもありますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。

IIJ×Ditto社のパートナーシップ

2025年5月に、IIJは米国DittoLive Incorporated 社のパートナーとして、日本国内販売にあたって相互協力することを発表しました。今後は、IIJがライセンス販売や導入サポート、またマーケティングを担い、国内での展開を加速していきます。
詳細はこちら

審査員コメント

審査員は、有力メディアや学術界の専門家などで構成されており、以下のコメントをいただきました。
「インターネットがない、あるいは通信が不安定な環境で、障害に強いアプリを提供できる。エッジ分散ネットワーキングというコンセプトの実現に注力していることを大いに評価。対応プロトコルの拡大とユースケースのさらなる開拓に期待する。」

受賞コメント

「Interopというインターネットテクノロジーをテーマとした歴史あるイベントで、グランプリに選んでいただけたことを大変光栄に思うとともに、Dittoが切り拓くエッジネイティブ、ローカルファーストの未来を多くの方に知っていただく機会になったことに感謝しています。
IIJはいち早く、Dittoの可能性を見出し、両社のトップレベルで密な関係を築くことができています。強力なパートナーシップを元に、両社で市場開拓を加速してまいります。
これから先あらゆるものがインターネットにつながり、データ駆動社会へと進んでいくなか、”エッジ”における即応性・リアルタイム性の重要度が高まります。クラウドサービス、インターネットサービス、さらにエッジデータセンターや LAN 工事までトータルに提供している IIJ だからこそ、Ditto を組み込んだエッジソリューションを包括的に提供できます。
クラウドが「大局の脳」になるのであれば、エッジは「現場の神経系」となる−−。クラウドネイティブか、エッジネイティブかの二択ではなく、クラウドネイティブを基盤にエッジネイティブを重ね、その最適均衡が次世代のデジタル戦略の成否を分けます。IIJ+Ditto の今後にご期待ください。」(IIJ マーケティング本部 三木庸彰)

パートナーシップ強化に向けて集まったIIJおよびDittoのメンバー(IIJ本社にて)

最後に

今回の受賞を励みに、IIJはDittoのさらなる普及と活用領域の拡大を目指してまいります。今後も展示会への出展やウェビナーの開催を予定しております。ご興味のある方は、ぜひこちらよりお問い合わせください。

吉田

2025年06月25日 水曜日

2024年に入社し、IoT事業部のプロモーションを担当しています。趣味は旅行、子どもとお出かけすることです。

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