My First Internet ~はじめてインターネットに触れたとき~ ダイジェスト版

2022年12月23日 金曜日


【この記事を書いた人】
IIJ Engineers Blog編集部

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「My First Internet ~はじめてインターネットに触れたとき~ ダイジェスト版」のイメージ

IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー 12/23(金)の記事です】

現在開催中の「IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー」では、IIJ創業30周年を記念した企画「My First Internet ~はじめてインターネットに触れたとき~」も行っています。IIJのエンジニアがはじめてインターネットに触れたときのことや、その周辺での思い出を語っています。

本記事では「1記事にするにはボリュームが少ない、コメントくらいの思い出は語りたい😄」といった、IIJ社員の声を集めたダイジェスト版をお送りしたいと思います。
どうぞ、ご覧ください。

My First Internet ダイジェスト

技術推進部 Aさん

初めてインターネットに触れたと記憶しているのは今から25年前、1997年の大学のコンピュータ演習室です。
ホストマシンはSparcStation20だったと思うのですが、これを10人ぐらいで共有、インターフェスはX端末であるXmint、動いてるOSはSVR5(SystemV Release5)だったかと思います。
バックボーンは6MbpsのSINET。何もかもがグローバルIPアドレスで動き、まだファイアウォールって概念すらなかった時代。
でも、それからちゃんとインターネットに触れて様々な利活用するのはそれから2年後ぐらいのことです。

 

技術部 Bさん

いつ:1997年末頃
どこで:自宅で父親のPCを使って(父親氏、家電店で見た SONY PCG-505[初代] のデザインが凄すぎて、衝動買いされた記憶)
どう触れたか:学校の先生から、無料で試せるダイヤルアップ接続情報記載の広告を紹介されて(TikiTikiインターネットさんが、数分間無料でお試し接続できるアカウントを広告に記載していた)
そのときの感想:チャットが楽しすぎた(前述のお試しキャンペーン終了後にやめられるはずもなく、TikiTikiインターネットさんを本契約)
その他追記事項:PCG-505に標準でモデムが内蔵されてた所に、無料のお試しダイヤルアップ接続情報が奇跡のコラボレーション(本当にタイミングよく揃ったなと思う)

 

基盤エンジニアリング本部 ネットワーク技術部 Cさん

私と電気通信(ここではthe Internet)との初めての関わりは、正直な話気づいたら使っていたという記憶しかなく、関わったと明確に思い出せるのは中学校のパソコン授業と、いかにも現代っ子風の始まりだった。自宅にブロードバンド回線が開通したのは高校生の時と、同じ年代の人と比べると”遅い”方にあたると思う。その後はネトゲ三昧で赤点ギリギリの高校生時代を送り、専門学校では情報通信ネットワークの学科に在籍し、その知識を活かして現在ではthe Internetの一部であるAS2497のバックボーンチームで働いている。

引用元:JPNIC Blog「News & Views コラム:電気通信と私」 https://blog.nic.ad.jp/2022/7136/ より

 

MVNO事業部 技術開発部 Dさん

インターネットを垣間見たのはかつてのASCIInetやNIFTY-Serveで、その後Windows3.1 (だったはず)にTrumpet Winsockをいれてmesh (今のBIGLOBE)や、So-netに接続するように。
周りでポストペットが流行ったので飼ってました。
テレホーダイ(PM23時以降定額通話料)に頼っていたため、寝不足の毎日を過ごすも、何気なく応募したらOCNエコノミー契約したら、ルータくれるというやつに当選し、固定IPアドレスデビューした。

 

技術部 Eさん

おそらく自分がインターネットを触り始めたのは2002~2003年頃。(当時7~8歳?)
Y!社が駅前でADSLモデムを配りまくってた頃、マクドナルドにはIP電話が置いてあり自宅と無料電話出来た記憶があります。
当時作成したフリーメールアカウントは今も準メインとして利用しており、最古の送信ボックスを見るとたどたどしい文章のメールが出てきて懐かしいやら恥ずかしいやら。

インターネットの先に「世界中の人がいる」を感じたのはもう少し後の2007年頃、とあるのアバターチャットにハマっていた時期でしょうか。
画面の向こうの誰かとリアルタイムに会話したり、アバターの動きで感情表現をしたりといった空気はとても新鮮な感覚でした。
(思い出すだけでアァァーッとなる黒歴史もいっぱいあるので、これ以上は思い出さない)

 

プロダクト本部 Fさん

1991年生まれな私の場合、物心ついた時には既にある程度インターネットがそこにあった世代だと思います。
「最初のインターネット」にはあまり思い出がないのですが、親のお下がりでもらった(多分)Windows 95でエクセルやIEをいじり回して「面白そうだけど別にやることないな」と飽きてSFCやゲームボーイに戻ったり、いつだか父親が「YahooよりもGoogleの方が検索精度がいい」みたいなことを喋ってた記憶があります。

恐らく初めてインターネットを意識したのは中高生でネトゲにハマり、画面の向こうにいる人とコミュニケーションを取るようになってからな気がします。
(ゲームをするためのPC周りの知識や掲示板など、インターネットを活用しだしたのもこの頃です)
嘘かホントかわかりませんが、どこぞのホテルマンだったり九州の建設会社の社長だったり、自分の人生ではまず間違いなく出会わなかっただろう人たちと話をしていたのは貴重な経験だったなと思います。

 

広報部 Gさん

この年代の人には多いと思うのですが、初めてインターネットを使ったのは大学でした。大学のコンピュータルームにはWindowsやMacintoshではなくUNIXワークステーション(X端末)が置かれており、Nemacsのmh-eでメールしたのがインターネット初体験……というあたりはとてもありがち。ところが、私はそこからちょっと違う方向に行ってしまいました。

ちょうどその頃(1996年頃)、個人向け低価格ISPができはじめて、私も家からインターネットを使ってみたいと考えます。ところが、家のPCはWindows3.1のEPSON 98互換機。さて、どうやってインターネットに繋げたものかと思って困っていたところ、大学近くの事務所の人が「教えてあげるから一度事務所に遊びにおいでよ」と声をかけてくれました。

そして事務所に遊びに行くと「Trumpet Winsockというのがあってね……まあ詳しくはこのへん見て」と、何やら資料を渡されます。「ここにあるPCとモデム使って実験してくれて良いから。その代わり、うまく動いたらそれのマニュアル作ってくれる?バイト代出すよ」ということに。
初めて触るPageMakerに悪戦苦闘し、ついでに参考書片手にHTMLも書いてマニュアルを作り終えたときには、私はすっかりそのISPのサポート担当になっていたのでした。それが私のインターネット(サービスプロバイダ)人生の始まりました。

いかがでしたでしょうか。

最後に私のMy First Internetを紹介します。
他の方々と似たところもありますが何卒ご容赦をm(_ _)m

広報部 H

今からおよそ25年前、当時大学生だった時分。
文系ではあったが、理系が受けるような講義を好んで受講しており、そこではじめてインターネットに触れる。
内容は、「そもそもインターネットというものがあってね、うんぬんかんぬん」「じゃあ、隣の人にメールを送ってみましょう」「ここにアクセスしてチャットをしてみましょう」「Word(←)を使ってホームページを作ってみましょう」などといったもの。
初めて聞く単語ばかりで分からないことだらけだったが、自分の送った文字が隣の人のモニタに映っているのを見てワーキャーしたり、見よう見まねでHTMLやJavaScript、Perlを独学してホームページを作ってみたり、多くの刺激や感動があったことを覚えている。
それからというものの、時間さえあればコンピュータ室に入り浸る日々。

そのうち自宅でも接続したくなり、バイト代でデスクトップPCを購入。
父親がIT関連の仕事をしていたというのもあって、当時から自宅にはインターネット回線も引かれており、テレホーダイを大いに活用する。活動限界は23:00~翌8:00まで。俗に言うテレホタイムだ。ただし、23:00に繋げても弾かれることが多く、多少お金がかかっても22:50頃から繋いでいた。

当時大ファンだった某アーティストのホームページ(非公式)に設置されていたチャットやBBS(掲示板)にドハマリ。
見ず知らずの人たちと、今で言う”推し”について語り合ったり、世間話などの雑談にも花を咲かせた。

日本各所でオフ会も開催された。金券ショップで格安の青春18切符を買い集め、鈍行で旅したのも今は良き思い出。一部のメンバーとは今でも付き合いがあり、今年も数名と高知県へ。現地集合・現地解散。もちろん今は飛行機。これが大人の力。
今でもお互いの本名はほとんど知らない。ハンドルネームで呼び合ってる。ちょっと照れくさい。

今では当たり前となったインターネット。
ですが、インターネットが登場するまでは、遠隔の人とのコミュニケーションといえば主に手紙や電話だったと思います。そこからインターネットと出会い、メールやチャット、掲示板といったデジタルな文字や、ゲームやチャットのアバターといった映像でもコミュニケーションが出来ることを知ってハマった人もいれば、情報収集に活用した人、インターネットを使いたいがためにあれよあれよと気づけばISPのサポート担当になってしまった人。
十人十色、インターネットとの出会いや思い出は様々でした。

読者のみなさんの My First Internet はどういったものだったでしょうか。
今回紹介したものに、どこか思い当たる節や懐かしく共感できるものもあれば、これらとはまったく違った出会い方もあるかもしれません。

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