最も読まれた記事は？ IIJエンジニアによるアドベントカレンダー2022 まとめ

2022年12月26日月曜日

【この記事を書いた人】
IIJ Engineers Blog編集部

開発・運用の現場から、IIJのエンジニアが技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。

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クリスマスが終わり、今年も残すところ数日となりました。

当ブログでは、今年も毎年恒例のITエンジニア向けアドベントカレンダー企画「IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー」を12月1日から24日まで実施しました。今回はその中からたくさん読まれた記事トップ5（2022/12/26 時点）をご紹介します。

第5位「ケーブルシップをたずねて三千里」（竹﨑友哉）

世の中には巨大ダムや複雑な機械で構成される工場など珍しい人工物を見に行く「趣味」があります。筆者の竹崎は、通信インフラを構成する光ファイバーや、道路にあるマンホール、アンテナが乗った鉄塔などを追いかけることを趣味にしています。そして今回ご紹介するのは「船」です。船と言っても、もちろんふつうの船ではありません。太平洋を横断するような海底ケーブルを敷設するための船「ケーブルシップ」がターゲット。普段、なかなか見かけることのない珍しい船の写真をたっぷりと掲載しました。

インターネットのデータを伝える海底ケーブルの、さらにケーブルを敷設する船を追いかけるというマニアっぷりに、SNSでは同好の士を含めた様々な方から賞賛の声をいただきました。

ケーブルシップをたずねて三千里

第4位「Starlink（スターリンク）がやってきたのでネットワークを調べました」（谷口崇）

戦争下のウクライナのインターネットを支えている人工衛星を使ったインターネットサービス「Starlink」。今年10月から日本でも利用できるようになったことで、多くの方がお試しになっています。IIJのエンジニアも興味津々で導入しており、そのうちの一人谷口は、単にアンテナを置いて使ってみただけでなく、ネットワークの構成などについても調査しました。また、アメリカ（サンノゼ）・ドイツ（デュッセルドルフ）でも実験を行なっています。

「Starlinkを使ってみた」というblogを数多く見かける中、ネットワーク技術面に一歩踏み込んだ調査レポートがSNSでも注目されました。

Starlink(スターリンク)がやってきたのでネットワークを調べました

第3位「おうちの回線速度をお手軽に可視化してみよう」（熊本祐）

ご自宅のインターネット回線の速度を調査する「スピードテスト」。一般の人は1・2度実行するだけかと思いますが、筆者の熊本は、IIJが提供する無料サービス「Machinist（マシニスト）」を使って、自宅の通信速度を定期的に計測するシステムを作りました。日頃から回線やサーバの状態を監視しているエンジニアらしい仕草に、多くの読者に共感していただいたようです。

具体的な手順を含めた説明だったため、SNSでは「自分もこの方法で計測してみよう」といった反応が数多く寄せられました。

おうちの回線速度をお手軽に可視化してみよう

第2位「自宅のパソコンにLTOドライブを載せてみた」（韮塚凌平）

業務用のサーバや通信機器を自宅で（趣味で）使うというのもエンジニア仕草の一つです。今回、筆者の韮塚が個人的に購入して自宅に設置した「テープドライブ（LTOドライブ）」は業務用機器の中でも比較的マイナーな機材。意表を突いたのか、非常に多くの方から「家で使うんだ！」という驚きの声をいただきました。

韮塚が用意した「テープドライブが動作するときの音」（動画）も大人気で、「このメカニカルな音が良い」とSNSで話題になりました。

自宅のパソコンにLTOドライブを載せてみた

第1位「自宅でLAN工事してみた」（高畑雅弘）

12月に最多のアクセスを集めた記事です。

エンジニアの多くは凝り性で、自宅の改造にチャレンジする人も少なくありません。筆者の高畑は、リモートワーク中に自宅のインターネット通信が安定しないことを理由に、自宅マンションの壁の裏にLANケーブルを通す工事を自分で行ないました。丁寧な解説付きの記事で、同業・本職の人からの評価も高かったようです。SNSでは「自分もやってみたい」「あそこまで手間をかけるのは大変」などと、みなさん興味津々の反応が寄せられました。

自宅でLAN工事してみた

いかがだったでしょうか？　他にもいろいろなジャンルの記事を掲載しているので、ぜひ「IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー」をのぞいてみてください！

＜読者プレゼントキャンペーンのご案内＞

なお、今回の企画にあわせて読者プレゼントキャンペーンを実施しております。

2022/12/31までに Twitter@IIJ_ITS をフォローして、ハッシュタグ「#IIJの米」と「@IIJ_ITS」を付けてツイートされた方の中から抽選で10名様に、IIJが技術協力する形で農家さんに作っていただいたお米「IoT米」とIIJのエンジニアが生みの親 “バリーくん” の「バリーくんストラップ」と「バリーくんシール」をセットでプレゼントしています。皆様のご応募お待ちしております。

キャンペーン概要はこちらも併せてご覧ください。

それではみなさま、良いお年をお迎えください！