IIJとクラウドの変遷~30周年特別コンテンツ~(IIR vol.60 3章)
2023年09月26日 火曜日
CONTENTS
IIR vol.60 第3章ではIIJ創業30周年コンテンツ 第三弾として「IIJとクラウドの変遷」をお届けします。
IIJは、インターネット接続をはじめとした通信サービスを中核に様々な関連サービスを提供してきました。これらのサービスを提供するための「サービスホスト」は30年間に渡り継続的に拡張されており、現在はサーバ数千台にも及んでいます。また、クラウドサービス「IIJ GIO」ではコンピューティングリソースを提供しており、こちらも開始以降10年間でサーバ数万台規模のインフラへと成長しました。今回はIIJがこれまで歩んできた30年の振り返りとして、前半ではIIJのサービスホストがどのように変化してきたのか、後半で顧客向けクラウド基盤「IIJ GIO」の変遷を紹介します。
大まかな流れ
IIJサービスホストの変遷
- 1990年代:サービスホストの始まり
- 個別構築の時代
- 2000年代:サービスホスト個別構築からの脱却
- 次世代ホストネットワーク「Next Host Network」誕生
- 2010年代~現在:次世代サービス基盤「Type-N」登場
- OCPサーバの導入
顧客向けクラウド基盤「IIJ GIO」の変遷
- 2000年代:IaaS(Infrastructure as a Service)の先駆けとしてリソースオンデマンドサービス「IBPS」を提供開始
- L2リングプロトコル構成の採用
- 様々な基盤に採用されるストレージアレイシステム
- 2010年代:本格的なクラウド時代へ
- クラウドサービス「IIJ GIO」の誕生
- IIJ GIO ホスティングパッケージサービスとIIJ GIOコンポーネントサービス
- 第2世代クラウドサービス「IIJ GIO インフラストラクチャーP2(以下、IIJ GIO P2)」の登場
- IIJ GIO P2ラインナップ拡充と西日本リージョンの提供開始
- L2 MLAG構成からL2 over L3構成へ
- ストレージ設定の自動化
- クラウドサービス「IIJ GIO」の誕生
- 2020年代~現在:更なる進化を目指して
- パブリック型IaaSとプライベート型IaaSを完全統合した第3世代クラウドサービス「 IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」を提供開始
- SDN技術を活用したオーバーレイネットワーク
本レポートの全文はこちらからご覧いただけます。