IIJの新バックボーンネットワーク「VX」(IIR vol.57 2章)
2022年12月26日 月曜日
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IIR vol.57 第2章では「IIJの新バックボーンネットワーク『VX』」をお届けします。
2022年6月にIIJでは広帯域で柔軟なクラウド接続を実現する新たなネットワークサービス「IIJプライベートバックボーンサービス/SmartHUB」(以下SHBサービス)の提供を開始しました。SHBサービスのネットワーク基盤として、新たなバックボーンネットワークとなるVX(Virtualization eXchange 社内呼称:ブイエックス)を構築し、リリースを行っています。本レポートでは、IIJの新たなバックボーンネットワークとして仲間入りをしたVXの概要と構築に至った経緯、これまでのバックボーンネットワークとの違いを様々な観点から深く掘り下げます。
本報告のポイント
- 第1世代~第3世代のIIJバックボーン構成の振り返り
- IIJバックボーンネットワークは物理的な回線でIIJの各拠点をつなぐことから始まりました。機器の性能上限や運用上の課題回避のためにバックボーンファブリック(BF)と呼ばれるメッシュ構造や、MPLSを利用した物理回線から独立したL2網を構成してきました。これら歴代のバックボーンを概略的に振り返ります。
- 第4世代のIIJバックボーン VX (Virtualization eXchange)
- インターネットバックボーンとして成長した第1世代・第2世代のIIJバックボーンに対し、第3世代ではIIJの各拠点に設置されたサービス設備やクラウドとお客様の接続する機能が追加されました。その機能をさらに発展させるべく計画された第4世代のIIJバックボーン「VX」のコンセプトについて紹介します。
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- Internet Infrastructure Review(IIR) vol.57 2章 フォーカス・リサーチ(1)(2022年12月26日発行)
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