Starlinkは特別豪雪地帯でも使える? 続報1

2026年02月16日 月曜日


【この記事を書いた人】
岡田 裕夫(オカダ ヒロオ)

法人向けネットワークサービスの業務を担当した後、配信サービス等に従事。最近は、サーキットのネットワーク改善や、衛星ブロードバンド等を活用したサービス開発に関わっています。

「Starlinkは特別豪雪地帯でも使える? 続報1」のイメージ

ドカ雪にStarlinkの融雪機能は勝てたのか!?

これは通信に影響が出るかも!という日があったので、状況をシェアします。
※本記事は、「Starlinkは特別豪雪地帯でも使える?北海道沼田町で融雪機能の実地テストを開始」の続編です。

どか雪

2026年1月21日 夕方の様子

気象データによると

  • 1/20:最深積雪110cm(降雪14cm)
  • 1/21:最深積雪124cm(降雪22cm)

前日から更に積雪が積み上がるという、Starlinkにとっては融雪機能のヒーター性能が試される状況でした。

Starlinkのテレメトリーデータ

メトリクス 1月20日 (降雪14cm) 1月21日 (降雪22cm) 2日間平均 / 通算 状態
パケットロス率 (Avg) 0.14 % 0.12 % 0.13 % 極めて安定
レイテンシ (Avg) 33.9 ms 34.3 ms 34.1 ms 低遅延を維持
SNR (信号対雑音比) 1.00 0.99 0.99 良好
最大ドロップ率 0.28 % 0.24 % 0.28 % 瞬断なし
  • パケットロス:ほぼゼロで、融雪機能が十分に機能していたのではないでしょうか。
  • レイテンシ:晴天時との大きな差は見られませんでした。
  • SNR:アンテナ表面に顕著な積雪はなかったため、空を舞う雪による減衰は少しあったかもしれませんが、通信断に至るレベルには全く達していませんでした。

結論を出すのはまだ少し早いかもしれませんが、Starlinkの融雪機能は十分に機能すると感じました。

しかし、気になるアンテナの氷柱

ご覧の通り、融雪機能で溶けた雪により氷柱が発生し、そこを起点にアンテナへ雪が積もっていることが分かると思います。
通信に影響が出ないうちになんとか対策したいなあと思い、積雪や着氷にも効果があるという、以下の超撥水塗料を試してみることにしました。

超撥水塗料 HIREC®

スプレー

水滴を拭ってから塗布し、乾くまで段ボールで養生しました

超撥水塗料の成果は如何に?

スプレー後

氷柱は付着していますが、以前よりは大幅に小さくなった気がします。
また何かありましたら、続編2としてお届けします。

 

岡田 裕夫(オカダ ヒロオ)

2026年02月16日 月曜日

法人向けネットワークサービスの業務を担当した後、配信サービス等に従事。最近は、サーキットのネットワーク改善や、衛星ブロードバンド等を活用したサービス開発に関わっています。

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