仮想化技術の変遷とIIJの取り組み(IIR vol.64 2章 フォーカス・リサーチ)
2024年09月25日 水曜日
CONTENTS
2024年9月に発行したIIJの技術レポートIIR vol.64 第2章では「仮想化技術の変遷とIIJの取り組み」を解説します。
本報告のポイント
現在のコンピューティング環境、特にクラウドを前提としたインフラでは、仮想化技術が欠かせません。これまでに様々な特色を持った仮想化技術が開発されてきました。本報告では、IIJがこれまでに取り扱ってきた仮想化技術について、クラウドサービス開発者の視点から、その特色を紹介するものです。
序論として、大型コンピュータから導入が進んだ仮想化技術がIntel x86アーキテクチャ上に実装されるまでの変遷を、1960年代~2000年頃までを振り返りながら概説します。
次に、クラウドサービスにおける仮想化技術導入の評価軸について解説し、IIJの各種クラウドサービスで採用された仮想化技術の実例とそのアーキテクチャを紹介します。
本稿で取上げる仮想化技術とIIJ GIOサービスの対応
導入年代 | IIJ GIOクラウドサービス | 仮想化技術 |
---|---|---|
2010年~ |
|
Xen |
2010年~ |
|
Hyper-V |
2012年~ |
|
VMware vSphere |
2015年~ |
|
KVM + QEMU |
2021年~ |
|
VMware vSphere + VMware Cloud Director |
Internet Infrastructure Review(IIR) vol.64(2024年9月発行)2章 フォーカス・リサーチ