「ネットワークが混雑しているから遅い」を正しく知る講座 (IIJアカデミー)

※この記事はIIJが提供する有償の教育プログラム「IIJアカデミー 探究科」のPRです

 

「通信回線が1Gbpsなのに速度が出ない」
「どっかが混雑してるんじゃない？」

こんな感じの会話が交わされることはよくあるかと思います。

(ベストエフォートがどうあるべきかという事は一旦横に置いて)
「混雑しているから速度が遅くなる」と言う現象を、ネットワーク技術を踏まえて正しく理解できているでしょうか？
一般的なネットワーク利用者であれば、「混雑が発生してるから遅い」という説明で十分なことも多いと思いますが、ハイレベルなネットワークエンジニアを目指すのであれば、この現象を正しく理解しておくべきでしょう。

2024年11月に開講する、IIJアカデミー 探究科カリキュラム 「TCP輻輳制御アルゴリズムの比較検証」は、この問題について手を動かしながら学習し、理解するプログラムです。

今回IIJが用意したカリキュラムでは、IIJのデータセンターに設置された機材を使って「輻輳状態」を発生させ、その際のパケットをキャプチャして分析することで、現象を理解します。また、Linuxに実装されている複数の輻輳制御アルゴリズムを比較し、プロトコルに対する理解を深めます。

こうした実習に興味がある方は、是非「IIJアカデミー 探究科」を受講ください。
受講期間中はIIJのエンジニアがチャット・TV会議で皆さんの実習を支援します。

実習はリモートから行ないます。(ご希望者にはIIJデータセンターの見学も行なっていただけます)

 

IIJアカデミー 第4期の受講申し込みは2024年10月11日締め切りです。

IIJアカデミー Webサイト https://www.iij.ad.jp/iijacademy/
カリキュラム紹介 https://www.iij.ad.jp/iijacademy/curriculum/

探究科の開講期間は2024年11月5日～2024年12月27日(8週間)
また、受講料金は税込み10万円(学生は税込み5万円)となります。
本科とは期間・料金が異なりますので十分ご確認ください。

IIJアカデミー「本科」と「探究科」

IIJアカデミーは、高いスキルを持ったネットワークエンジニアを目指す方のための教育プログラムです。IIJのエンジニアが講師となり、IIJがこれまでに培ってきた経験を元にしたカリキュラムで、高度なネットワーク技術を習得することを目標にします。

IIJアカデミーはこれまで第1期～第3期を実施してきました。直近の第3期では、以下の二つのカリキュラムの講座を提供していました。

• 動的経路制御を用いたネットワークの設計と構築
  • OSPFやBGPを用いた冗長性のあるネットワークを設計し、構築・評価する
•  クラウド基盤のためのデータセンターネットワークの設計と構築
  •  IaaSを構成するための、多数のノードとVLANをもつネットワークを、冗長性を考慮して設計し、構築・評価する

2024年開講の第4期でもこれらの二つのカリキュラムは「本科」と位置づけ、引き続き提供します。「本科」と名付けたのは、ネットワークエンジニアが業務に従事する中で、実際に遭遇する可能性が高い技術要素をカバーしているためです。

第4期では新たに「探究科」を設置しました。「探究科」は、業務の中では直接扱わないかもしれない、しかし、IPネットワーク技術の本質に近づくような課題を取上げていきたいと考えています。今回は、探究科のカリキュラムとして、先に挙げた「TCP輻輳制御アルゴリズム」を取上げています。今後、探究科のカリキュラムも拡充したいと考えています。

皆さんのご応募お待ちしています。
ご不明な点はIIJアカデミー事務局 iijacademy@iij.ad.jp までお気軽にお問い合わせください。