サービス基盤でのストレージに関する課題と対応(IIR vol.55 3章)

2022年06月30日 木曜日


【この記事を書いた人】
IIJ Engineers Blog編集部

開発・運用の現場から、IIJのエンジニアが技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。

「サービス基盤でのストレージに関する課題と対応(IIR vol.55 3章)」のイメージ

IIR vol.55 第3章 フォーカス・リサーチ(2)では、IIJのサービス基盤におけるストレージに関する課題と対応について取り上げています。コンピュータの処理能力の増大、ネットワークのデータ転送速度の向上に支えられ、全世界で生成・処理されるデータ量は大きく伸長しています。それらのデータを蓄積しているのがストレージであり、ストレージもコンピュータやネットワークと同様に大きく進化しています。IIJでも増大するデータを安全に保管するために多くのストレージを運用しています。本レポートではストレージの基本的な説明に加え、IIJで多く利用しているFC-SANとストレージの運用技術について紹介します。

本報告の注目ポイント

  • FC-SAN特有の冗長性やパーティショニング機能の解説

ITシステムにおいて、サーバ・ネットワークと並んで重要な要素とされるのがストレージです。小規模なシステムにおいては、サーバの中に内蔵されたハードディスク(HDD)や半導体ディスク(SSD)が利用されますが、一定規模以上のシステムではストレージだけを独立させ、専用のコントローラーを備えたディスクアレイ(ストレージアレイ)が利用されるのが一般的です。また、ストレージアレイとサーバを接続するための専用ネットワーク(SAN)が利用されます。
IIJでは、2000年頃より大規模なシステムインフラを運用し、さらにクラウドサービス「IIJ GIO」のサービス基盤の開発・運用を行っています。こうしたシステムでは非常に規模の大きいストレージシステムが必要とされ、IIJはこのストレージシステムの設計・運用において多くの経験を積んできました。
今回は、IIJが運用するストレージシステムの中から、FC-SAN(ファイバチャネル)を用いたシステムにフォーカスし、FC-SAN特有の機能やそれを生かしたシステムの構築・運用の方法をご紹介します。

本件については約8分の動画でご紹介してますので、併せてご覧いただければ幸いです。

 

本レポートの全文はこちらからご覧いただけます。

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2022年06月30日 木曜日

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