蔵書管理用のアプリを開発(IIJ図書館)
2026年06月04日 木曜日
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IIJ社内には、社員が社内で自主的に運用する「IIJ図書館」があります。
棚卸が必要
IIJ図書館では、年に1回蔵書の点検をしています。私たちは図書館に所蔵されているすべての本がデータ通りに存在していて、本来の棚に正しく並んでいるかを1冊ずつ照合・確認しています。店舗で言うところの「棚卸」に似た作業です。
IIJ図書館で所蔵している本の多くは
・社員から寄付されたもの
・社員の投票により、会社の費用で購入したもの
です。図書館の本は、社員共有の財産です。
本の所在を正確に把握し、紛失や破損をチェックするのは、図書館にとって欠かせない仕事です。また利用者が求める本を見つけ出しやすくする環境維持のためにも大切な作業です。
なるべく楽に仕事したい
図書館立ちあげ当時は本が少なかったので、蔵書点検は1台のバーコードリーダーを直接PCにつなぎ、本に貼ったバーコードを読み取り、テキストデータにそれを落として、DBと突合することで行っていました。
しかし現在、蔵書数は約1000冊です。バーコードリーダー1台では、作業がなかなか終わりません。そこで図書館メンバーは、蔵書点検の作業用に、バーコードをスマホで読み取るアプリを作成しました。これをメンバー各々の業務用スマホに入れて使えば、作業は格段にはかどります。
作ったアプリ
QRコードリーダーは、ブラウザのデフォルトの要素を活かしたシンプルなとJavaScript、CSSからなるアプリです。GitHub Copilotに作らせたものをベースに、複雑になりすぎないよう人間が手作業で修正しながら完成させました。開発者はQRコードの読み取り、ブラウザでのカメラアクセス、音の再生はあまり経験がなかったのですが、AIがあらかじめ動くものが作った状態から改造するやり方をとれたため「楽でした」と言っています。
読み込んだことが直観的に分かる仕組みとして
・読み込むとビープ音が鳴る
・読み込むとスマホの画面が光る
というエフェクトが備わっています。
読み取ったコードはコピペして他のファイルに貼り付けて保存します。無理に最初からシステム間連携を志向せずとも、用は十分に足りるからです。
従来のQRコードリーダーでは起きがちだった、同じコードを2回読み込んでしまう重複読み込みもありません。開発者によると「動画で検知している都合上、この処理を入れないと全フレームで検知されてしまうから」ということだそうですが、利用者にとってもこれはありがたい特徴です。
最後に
図書館メンバーからは「業務を理解している人が開発したアプリは、やはり使いやすい」という声が寄せられました。IIJ図書館はこれからも、ちょっとした技術の導入と創意工夫を重ねていきます。
IIJ図書館は、有志社員が業務のかたわらで無理なく続けられるプロジェクトであることが大前提です。そのためには、便利さの追求が欠かせないからです。


