IIJ図書館のご紹介

2025年06月17日 火曜日


【この記事を書いた人】
ayano

広報部所属。普段は社内報の中の人。得意分野はオフィス界隈のプチプラグルメ情報。

「IIJ図書館のご紹介」のイメージ

IIJ社内には、 IIJの社員が社内で自主的に運用する「IIJ図書館」があります。

IIJ図書館とは

IIJ図書館は社内から図書の寄贈を募り、社内に「図書館」を作るプロジェクトです。蔵書の管理、貸出システムの開発と運用は、社員有志数名によって行われています。

右にあるのは、書籍貸出用システム

ことの発端は数年前。社員が思い付きを気軽に投稿し、意見交換しながら磨いていくオンラインの場で「読み終わった技術書で、読んでよかったと思う本を、必要な人に譲れる場があるといい」という発言がありました。この発言に賛同する人たちのなかから有志が集まり、人・モノ・場所を手配し、社内各署の調整を実施して形にしたのが「IIJ図書館」です。

書架の場所は、飲み物や軽食を買いに来た社員が気軽に立ち寄れるよう、休憩スペースの一角に設けられています。

どんな本があるのか

現在、IIJ図書館の登録書籍数は約800冊です。蔵書は、技術評論社やオライリー・ジャパンのいわゆる専門書、資格試験の関連書、通信・IT業界に身をおく者なら読んでおきたい諸々の本、休日を豊かにする趣味の本まで様々です。小さな図書館ですが、本の寄贈者が役員から若手社員までバラエティ豊かなことが、本の多様性を支えています。また図書館に置いてほしい本の希望を社内で募り、投票で上位となった本を会社の費用で購入する「みんなの読みたい本を買いましょう」企画も、年に数回実施しています。社員が執筆・登場した雑誌なども、随時入手して、閲覧できるようにしています。

「みんなの読みたい本を買いましょう」企画の本が到着すると、書架にディスプレイします

どう運用しているのか

蔵書と貸出は、社員有志が開発したシステム上で管理されています。大きくは

  • GoによるREST APIアプリケーション
  • React+Typescriptによるフロントエンドアプリケーション

の2つが動いています。貸出システムは図書館の本棚の脇に置かれていて、無人運用を実現しています。

貸出端末とシステムUI

図書館システムの主な機能は、図書カードの発行、蔵書管理、貸出、返却です。その他、読んだ本のレビューを書いて共有することもできます。

下の画像は、イントラ上にある、図書館システムのページのキャプチャです。

サインインは、既存の業務システムと連携して行います

サインインが完了すると図書館システムにアカウントが作成され、図書館システムのマイページに移動します。マイページには個人単位で「図書カード」という名のQRコードが発行されます。発行されたQRコードを、図書館に貸出端末のバーコードリーダーに読み込ませると、貸出手続きをはじめることができます。

最後に

IIJ Engineers Blogを通じて、社外の方々にIIJ図書館の存在をお知らせする機会をいただけたことをうれしく思っています。

関連記事

実際にIIJ図書館を利用して、借りた書籍を紹介する記事もあります。
もしご興味がございましたら、こちらもご覧ください。

「プログラマのための文字コード技術入門」IIJ図書館にあるオススメ技術書

ayano

2025年06月17日 火曜日

広報部所属。普段は社内報の中の人。得意分野はオフィス界隈のプチプラグルメ情報。

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