「ICANN 64」への参加レポート

2019年04月04日 木曜日


【この記事を書いた人】
鈴木 健二

広報部に所属。カタログ制作や広告、ブランディング等を担当。趣味はキャンプ、はしご酒。

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ICANN 64にIIJも協賛

3月の9~14日に「ICANN(アイキャン)64」が神戸市で開催されました。IIJはこの国際会議に、ローカルホスト委員会(開催国でのホスト役)の一員として協賛しました。本記事は会場の様子をまとめたレポートとなります。

ICANNとは

ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、インターネットの安定した運用の確保に責任を負う非営利団体です。具体的な活動として、ドメイン名やIPアドレスなどの資源の管理・調整業務を世界規模で行っています。

年3回開催されるICANN国際会議では、世界中から数千人規模の関係者が集まります。64回目となるこの度の会合は神戸市で行なわれ、日本での開催は2000年7月のICANN第6回会合(横浜市で開催)以来、2回目となります。(ずいぶん久しぶりに感じますが、それだけたくさんの国が参加しているためといえるでしょう)

IIJが行ったことや会場の様子

IIJはローカルホスト委員会の一員として、世界から集まる参加者のために、日本国内で使用できるデータ通信用SIMカード「Japan Travel SIM」を無料で配布しました。

Japan Travel SIM

事務局からはSIMカードの他にも、神戸市内の観光情報や飲食店の割引チケット、お菓子などが配られていました。

 

事務局のスタッフとしてSIMカードを配布していただいたのは、ローカルホスト委員会のスタッフの方および奈良先端科学技術大学院大学の留学生のみなさんでした。

 

配布用のブースは受付カウンターの近くに設置され、多くの参加者がここへ立ち寄り、そしてSIMカードを受け取っていらっしゃいました。(みなさん、とても喜んでくださいました!)

 

付近のテーブルでは、早速SIMカードを広げ、開通の手順を進めるお客様もいました。うまくできないお客様に対しては、そのお手伝いもスタッフの方に行なっていただきました。

 

おわりに

今回の開催も例年通り多数の来場があり、ドメイン名のサーバシステムに関する技術的な内容などを中心に、たくさんの報告や議論がなされ、全体で300以上のセッションが開かれたということです。

次の日本での開催はいつになるでしょうか。そのときはまた、ローカルホスト委員会として参加できたらと思います。

鈴木 健二

2019年04月04日 木曜日

広報部に所属。カタログ制作や広告、ブランディング等を担当。趣味はキャンプ、はしご酒。

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