G検定を受けてみた|営業×AIのはじめの一歩

2025年10月06日 月曜日


【この記事を書いた人】
IIJ Engineers Blog編集部

開発・運用の現場から、IIJのエンジニアが技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。

「G検定を受けてみた|営業×AIのはじめの一歩」のイメージ

皆さんは「G検定」をご存知でしょうか。
G?Google…?と想像する方もいるかも知れませんが、Googleが実施している検定ではありません。

G検定とは、日本ディープラーニング協会(JDLA) が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験「ジェネラリスト(Generalist)検定」です。

いわゆるAI・ディープラーニング関係の検定ですが、エンジニアだけではなく、実は営業など非エンジニアにもおすすめの検定です。

今回は実際にG検定を受けてみた非エンジニアのIIJの営業が、受験したきっかけや学習方法、業務への活用方法などを動画でご紹介します。

<動画目次>
01:40 G検定とは?
06:46 ずばり、どんな人に向く??
09:00 受験のきっかけ・学習方法
15:58 G検定を受けて何に生かせたか
18:42 業務への活用を具体的に言うと…

また、さくっと内容を知りたいという方向けに、動画の内容を一部要約してお届けします。音声だけ聞いても分かりやすいインタビュー形式なので、ぜひ動画もあわせてご覧ください。

はじめに

片貝:みなさんこんにちは!IIJ広報部の片貝です。
今回の動画では「G検定を受けてみた」というテーマで、実際にG検定を受けてみたIIJの前田さんとのインタビュー形式でお届けします。

前田:IIJで営業を担当している前田です。主に大企業の製造業やエンタメ系のお客様を担当しています。片貝さんとはエンジニアと営業として同じプロジェクトを担当したこともあります。本日はよろしくお願いします。

G検定とは?


片貝:早速ですが、G検定とはどのような検定なのでしょうか?

前田:G検定は日本ディープラーニング協会が実施している、AIやディープラーニングのリテラシーを測る検定です。最近では大企業の管理職の昇進要件にもなってきており、かなりメジャーな資格になっています。AIの歴史や機械学習、数理、プロジェクト進行、ビジネス倫理など幅広い分野が出題範囲です。

受験のきっかけと学習方法

片貝:AIやディープラーニングの検定というとエンジニア向けのイメージがありますが、営業の前田さんが受けようと思ったきっかけは何ですか?

前田:営業としてAI活用やデータ活用の相談が増えてきている中で、何から始めればいいか分からない、部署ごとに意見が分かれるなど、合意形成が難しい場面が多くなっています。体系的な知識を身につけて、提案や整理ができるようになりたいと思い、G検定の受験を決めました。

片貝:なるほど。学習方法について教えてください。

前田:IIJの福利厚生で受講できることもあり、主にUdemyの動画と模試を活用しました。G検定だとエンジニア向けの教材が多いですが、私は総論を学ぶ動画と模試に絞って繰り返し学習しました。通勤時間や土日を使い、1か月ほど短期集中で、合計60時間ほど勉強しましたね。AIも学習内容を定着させるには「反復」が大事みたいなので、そこの学習方法は人間と似てるなと思いました。

G検定を受けて何に生かせたか


片貝:実際に資格を取得して、業務にはどのように活かせていますか?

前田:お客様のAI活用ステージや課題を早く把握できるようになり、課題の深掘りやPoC(Proof of Concept:概念実証)の具体化がしやすくなりました。

もっと具体的に言うと…

前田:また、営業としての提案力やプロジェクト推進力が向上し、データ活用のリスクや倫理面も初期段階で説明できるようになりました。プロジェクト進行やホーム倫理の観点も学べたので、実際の案件対応に非常に役立っています。

ずばり、どんな人に向く??

片貝:G検定はどんな方におすすめでしょうか。

前田:エンジニアだけでなく、営業や企画、経営層、DX推進部門など、AI活用の意思決定や合意形成に関わる方に特におすすめです。社内でも受験を勧めており、実際に興味を持つ人も増えています。ぜひ多くの方に挑戦していただきたいです。

片貝:前田さんのお話から、G検定は幅広い職種に役立つ実践的な資格だと分かりました。ご覧頂いている皆さんも、ぜひチャレンジしてみてください。ご視聴ありがとうございました!

 

IIJ Engineers Blog編集部

2025年10月06日 月曜日

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