IIJ 2025年入社社員の おうち / デスク環境紹介

2025年12月24日 水曜日


【この記事を書いた人】
hik

2025年入社。SRE推進部所属。

「IIJ 2025年入社社員の おうち / デスク環境紹介」のイメージ

はじめに

IIJ 2025 TECHアドベントカレンダー 12/24の記事です】

はじめまして、2025年4月にIIJに入社したhikと申します。

昨年、IIJのFY2024 新卒の自宅 / 業務環境紹介 Part 1 において小椋

 新人向けのネタとしてちょうど良いものですし、毎年恒例のネタにしてしまうのも面白いと考えました。

という記述をされていたため、意思を継ぎ2025年の紹介記事執筆に至りました。

昨年、一昨年に引き続き、IIJ の今年の新入社員がどのような環境で就業しているか、自宅の環境はどのような感じかといったところをご紹介していきます。

学生の方や就職活動中の方々をはじめ、IIJ に興味を持ってくださっている皆さんの参考になれば幸いです。

IIJ Engineers Blog編集部より

 

ysaigusaさんの環境

配属・業務内容

こんにちは。三枝(ysaigusa)です。 IKE(IIJ Kubernetes Engine)でシステムを動かそうとしていたり、いろいろなことをしています。

オフィスはクリアデスクなので、おうちの環境を紹介します。

おうちデスク

目に入る情報量が多いと意識が散るので、なるべく視界に物が入らないようにしています。
デスクの天板の裏側にカゴをつけ、電源ケーブルをまとめることで一気にすっきりします。

キーボードは薄めでUS配列のものが好みなので、ノートパソコンにも尊師スタイルで使っています。

おうちインフラ

100円ショップのメタルラックを組んでいます。

  • 白いのはWiFiのAP機器です。「就職したし、業務用ネットワーク機器買っちゃお」と軽率に買いました。
  • 青いのはルータです。家庭用の無線ルータしか知らなかったので、AP機器にルータ機能がないとは思いませんでした。
  • 黒いのはスイッチです。ルータが古いと、ネットワーク機器をルータから制御する機能の互換性がない場合があるので注意です(一敗)
  • 平たいの3つはノートPCです。Broadwellでもまだ戦えます。
  • 写真にはないですが、ラズパイもあり、PXEブート用のサーバにしています。ファンがうるさいので玄関に隔離しています。

ラズパイではPXEブート用のサーバを動かしていました。
ひとつ問題があり、ノートPC組み込みのNICが100Mbpsまでしか出ないものがあり、isoイメージの転送が遅いのです。USB NICでは1Gbps出るのですが、BIOSのブートデバイスとして認識されるのは遅い組み込みのNICのほうです。
そこで、組み込みのNICには別のVLANを割り当て、isoイメージを取得するときにはUSB NICで有効なセグメントを使わせる(kernelのブート時のアドレスを指定する)ようにしました。
これにより、PXEの処理(vmlinuzとinitrdの取得まで)は組み込みのNICが行い、カーネル(initramfs)起動時からはUSB NICが使われるため、高速にisoをダウンロードできるようになりました。
だから、VLANが使えるスイッチが必要だったんですね。

エコパッチチャレンジ

ネットチャート株式会社から細経のLANケーブルであるeco-patchを提供いただきましたので配線してみました。

フラットタイプが集まるとねじれが目立っていましたが、エコパッチを使うとすっきりと束ねることができました。
こうなると自作の線名札が乱雑で気になってきたので、今度は本物の線名札を使って逸般の配線にしたいです。

 

stakaさんの環境

25年度新卒入社したstakaと申します。

基盤エンジニアリング本部の社内向けプライベートクラウド(NHN※)を担当する部署にてサーバの保守と研修に励んでいます。

次世代ホストネットワーク | IIJの技術 | インターネットイニシアティブ(IIJ)

今回はIIJの2025年IIJ入社1年目社員の おうち / デスク環境紹介との事で、おうちインフラと職場のデスクを紹介したいと思います。
ちなみに自分は”一般のご家庭”枠としての参加になります!

おうちインフラ

よくあるスチールラックに機材を収容しています。一般的ですね(?)
スチールラック内には、通常の19インチラックとは異なる半分サイズの 10インチミニラックを使用して機器をまとめています。最近このミニラックは海外のHomelab界隈で盛り上がっており、そのかわいらしさと盆栽的な要素に惹かれ、ラック自作用のレールを購入して作製しました。
上段には パッチパネル、Allied Telesis XS916MXT、HP J9560A をラッキングし、中央には Fujitsu ESPRIMO を3台、最下段には NEC IX2215 を配置しています。
廃熱や騒音はそれほど激しくなく、夏場はエアコンを稼働させなくてもサーバ自体が頑張って冷却してくれます。写真をよく見ると外気口の近くに設置しているため、冬場は外気が良い感じに入り込み、しっかり冷えてくれます。

とにかく安く揃えたかったので、某中華サイトでパッチパネルやファイバーを購入し、機材は某オークションサイトや某青いリサイクルショップで購入したり、どこかのタイミングでよくある“祭り”の波に乗って集めました。
ラックの上段には使い古したHDDやSSDが積まれているので、大惨事になる前に処分したいですね…。

横から見たようす

真ん中のChromeBookは秋葉原で激安で手に入れたものです。普段はGrafanaのダッシュボードの表示を行い、メンテナンスの際は専用端末として利用しています。
右側のNAS、ReadyNAS 316 はフロントパネルに搭載されているディスプレイの表示に不具合が出てきてしまったため、潔く取り払いました。(エアフロー的な観点ではメリットかも?)
WDや東芝、KingstonなどのSSDとHDDがこちゃまぜで搭載されています。NASの上にある電源付き5インチベイケースは外付けHDDとして利用しています。

下段はほぼ物置状態ですが、右側にはCyberPowerのUPSを設置しています。引っ越してから何回かブレーカーを落としてしまったことがあり、毎度本当にお世話になっています。

構成図のようななにか

構成図ですが、フォーマットに沿ったものではなく、あくまで自分がわかりやすくするために作成したので、少し見づらいかもしれません。
サーバーは Proxmox を使用して Fujitsu ESPRIMO と PRIMERGY TX1320M4 でクラスタを構築しています。各サービスは LXCコンテナ上で稼働させ、メインサーバーには Ubuntu をVMで導入しています。
特にサービスの外部公開はしておらず、これといったサービスも動かしていません。
将来的には iSCSIを利用した完全ディスクレスな「おうちNHN」構築を目指しています。また録画サーバーや写真管理、おうちIoTなども実現したいと考えています。

eco-patchチャレンジ

今回こちらの記事の執筆にあたり、NHNでもお世話になっているネットチャート株式会社より、超細径LANケーブルeco-patchを提供していただきました。ありがとうございます。

eco-patchは当社の提供する個人向けの格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmioにて購入ができます。eco-patch6(Cat.6) | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

張り替え後の様子

ご覧の通り、とても美しくなりました!
以前はジャンクのケーブルをかき集めて使っていたので、取り回しの難しさや成端の煩わしさに悩まされていました。
今回、eco-patchに張り替えたことで、その取り回しやすさと細さに感動しました。
見た目もすっきりしたので、張り替え後はしばらく眺めながらニヤニヤしていました。

オフィスのデスク環境

こちらがオフィスのデスク環境になります。
4画面レイアウトです。

左はASUSの32インチ4Kモニター
メインはLGの34インチウルトラワイドモニター
下2画面は15インチのモバイルモニターです。

手元のデバイスたち

手元にはキーボードが4台あります。

  • HHKB professional BT 日本語配列
  • 内部のラバードームを各キー毎に押下圧を変えるカスタムをしたHHKB professional 2 Type-S 英語配列
  • 自作キーボードのLily58 Pro
  • 左手デバイスとしてPrimer 16

マウスはHUGEを使用しています。
また、写ってはいませんがHHKB Lite 2がサイドキャビネットにあり、職場デスクには計3台のHHKBがあります。

ちなみに腕は2本しかないです。気分によって使い分けを行っています。
自作キーボードの沼にハマっているため、まだ未組み立てのものが自宅に積み重なるなど、最近は設計に手を出したりしています…。

サイン入りHHKB

このLite 2とBTはHHKBの配列の原案である「Alephキーボード」を考案した、IIJ技術研究所にて研究顧問を務める和田英一先生のサインが入っています。
社内イベントでサインをいただき大切にしています。

実は社内イベントにてHHKBユーザの交流会を行った際、日本語配列のHHKBを持ち込んだところ
和田先生から「キー数が少ないことがこの配列のポイントなんだよ!」とコメントを受けまして、即日英語配列のモデルを購入したのはここだけの話…

デスク横

デスク横にはルータやスイッチが積まれています。
ネットワークに関する調べ学習を行いつつ、実際に手を動かして学習できる環境を構築しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか
以上が自分の環境になります。

実は、私が入社を決めた理由の一つに、「IIJの今年の新卒エンジニアのおうちを紹介してみる。」と「IIJのFY2024 新卒の自宅 / 業務環境紹介」の2つがあります。今回、自分自身が3回目の企画として、記事を執筆できたことを光栄に思います。
IIJには面白い人たちがたくさんいます。IIJの経営理念には「私たちのバックボーン」があり、その中に「情熱:『面白い!』を極めることが、プロフェッショナルへの道」という言葉があります。
実際に入社して、この理念どおりに面白いことに挑戦できる環境があることにとてもやりがいを感じています。この記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

ryoma-tさんの環境

自己紹介

初めまして。2025年新卒としてMVNO事業部 基盤開発部に入社しました、高橋と申します。

MVNOとは何かといいますと、これはdocomoさん、KDDIさんなどの回線をお借りして携帯回線サービスの提供を行うサービスであり、コンシューマ向けのプランは俗に格安SIMとも呼称されます。弊社ではIIJmioや法人向けサービスを提供しており、私はそれらのサーバー運用・管理を行うため日々勉強をしております。

今回は新卒の自宅のおうちラボとデスクということで私の自宅環境についてご紹介させていただきます。先に申し上げておきますが、このおうちラボは部門で扱うシステムとはやや趣が違うものであり、構成も民生品を使用した簡易的なものでございますが、どうか温かい目で鑑賞いただけますと幸いです。

デスク環境、ラック環境も共通コンセプトとして「速い、安い、静か」の三点に注力しています。

デスク環境

最初にデスク周りからご覧いただきます。

 

奥にはテレビ、その手前にPCモニターを配置しています。PCモニターは25インチのFHDゲーミングモニターで、デスクトップPC、ゲーム機が接続されています。さらに手前にはモニターアームのみ設置していますが、これは欲しい4kモニターがなかなかセールにならず、買えたら設置する予定の箇所です。

リモートワーク時には、机上に伸びているHDMIケーブルを社用ノートPCにつなげ、そこでリモートワークを行います。余談ですが、充電用のUSB-Cケーブルは白色、microBは黒色に統一することで寝ぼけ眼でも充電に迷わないように揃えています。便利ですよ。

デスクトップPCは10GbE、ゲーム機も1GbEで後述のラックのネットワーク経由でインターネットに出ています。

デスクトップPCは自作PCです。CPUにはRyzenを採用し、ゲームのほか映像編集も行うためメインメモリ64GB、記憶域はほぼフラッシュのみで22TB、GPUもRTX 5070Tiのこだわり仕様です。発熱量も大きいですが、静音ファンを多数採用することで静かにかつしっかりと排熱を押し出す構造としています。

キーボードはタクタイルな押し心地が好きなのでバナナ軸のキーボードをカスタマイズしており、マウスもゲーミング仕様に揃えています。

ラック環境

次にラック環境をご覧いただきます。

ラック自体は市販のメタルラックを採用しており、機材置き場、荷物入れとしても兼用しています。

ラックに設置してあるものは主にL2SW、ミニPC、NAS、GPU搭載サーバ、コンソールモニタ、Wi-Fi APです。

ミニPCでは、Proxmoxがインストールされており、VM上でSEIL Ayameルータが稼働しています。これにより平常時は社宅の埋め込みルーター、固定回線での障害時には別途接続されている4Gルータに自動で出口を切り替える設定となっています。クラスタを構成することも考えましたが、手間や消費電力を考慮して8コアAPUのモデル一台のみにしています。

LAN内では予算の都合から人気のマルチギガビット対応L2スイッチを採用しています。いずれもファンレスながら2.5GbEポートと10G SFP+ポートを備えており、二台のSW間を10Gの光ファイバーで、またGPUサーバとデスクトップPC間にはSFP+ RJ45変換モジュールを使用して10GbEで接続しており、LAN内の高速通信を実現しています。NASも2.5GbEに対応した製品を選定しており、Seagateと東芝の16TBHDD3台でRAID5を構築しています。これによりデスクトップPCに収まらない趣味の写真や動画を理論上32TB、管理領域除いて28TB相当保管できる体制としています。またスマートフォン、スマートホームなどを接続するWi-Fi APとしてNEC Atermを接続しています。

写真最下段に写っているのがGPUサーバとNASです。GPUサーバは古いCPUを再利用しており、GPUと大容量SSDでAIや画像処理で遊べる環境を整えています。

ネットワーク構成図を次に示します。オーソドックスな構成であることがわかると思います。

eco-patchチャレンジ

本記事の執筆にあたり、グループ企業であるネットチャート株式会社から若草色のeco-patchをご提供いただき、手持ちの水色eco-patchとあわせて配線させていただきました。eco-patchは業務でも使用される細径LANケーブルで、束ねても邪魔にならない細さ、耐久性の高さ、PPPoE対応といったまさにプロ仕様となっております。都合で青い5mのLANケーブルのみeco-patchではありませんが、隣の光ファイバーと比べてもeco-patchの細さがおわかりいただけると思います。

※明るい水色は光ファイバーで、濃い水色がeco-patchです

なお、水色のeco-patchにつきましては、IIJmio からもお求めになれますので気になった方はぜひチェックしてみてください。

今後の展望

現時点での特徴はNASやサーバ、マルチギガビットといったハードウェア面の強化が主体であり、機器同士接続しただけのシンプル構成でしかありません。今後の展望としては、VLANを活用してVMやNASのネットワークを隔離、proxyやファイアウォールを挟み込むなどといったソフトウェア方面の設定を強化し、セキュリティと技術力を高めていきたいと考えています。

またこの記事を読んでモバイルバックアップ回線にご興味を抱かれた方は、4GルーターとスマートフォンのSIMでパケット残量をシェアできるIIJmioのギガプランもぜひご検討ください。

k-moriwakiさんの環境

自己紹介

はじめまして。

ネットワーク本部 エンタープライズサービス部 に所属している森脇です。
私自身は IIJ に 2025/1 中途入社した新卒6年目ですが、IIJ 歴は1年目ということで寄稿の機会をいただきました。

普段は IIJ クラウドプロキシサービス というサービスの主管として、運用・開発を行っています。
最近では「IIJクラウドプロキシサービス/クラウドナビゲーションデータベース連携PAC」がリリースされる等、日々進化を続けているサービスです。

今回は自宅で仕事をする際のデスク環境と、HomeLab についてご紹介させていただきます。

全体像

自宅のネットワーク構成は以下のようになっています。

妻と二人暮らしのため、リビングにはインターネット接続用のルータや無線APといったWi-fi環境を提供するための機材を設置しています。

寝室では L2 スイッチで複数の VLAN を切り、用途に応じた機器を接続しています。

おうちデスク

自宅のテレワーク環境はこのようになっています。

24インチ・フル HDのデュアルモニタ環境です。
モニタスタンドの裏に両面テープでUSB-Cハブを取り付けており、モニタ2枚分のHDMIやWebカメラ、スピーカー、マウスなどの接続を集約しています。
USB-C ケーブル1本の差し替えで、社用ノート PC と個人 PC の出力・操作を一気に切り替えられるため、とても便利です。

個人用のメイン PC には、過去にHomeLabとして使用していたDeskMini H470を流用し、Ubuntu Desktop を入れて使用しています。

そんなことをしているとケーブルの数が大変なことになってくるので、デスク下にクランプ式のケーブルトレーを設置し、配線を押し込んでいます。

HomeLab

外観はこのようになっています。

55cm × 30cm × 80cm 程度のメタルラックにL2スイッチ、サーバ等を搭載しています。

縦に3台並んでいるDell Optiplex 30×0 SFF のうち下2台がProxmox VE用のホスト、一番上が共有ストレージとして使用しているTrueNAS となっています。
Raspberry Pi 3b+ はCorosync のQ Device として稼働しており、2nodeしかないProxmox Clusterの可用性を実現しています。

Proxmox 仮想化基盤上では現在、DNS、VPN、NAS、VM Backup、Wiki等のサービスを提供しており、また VM 3台による k3sクラスタを構築して、コンテナの検証やサービス提供が行えるようになっています。

ハードウェアのちょっとしたこだわりポイントは以下となっています。

  • TrueNASはRAIDZ1(RAID5相当)とするため、3.5 inch HDDのスペースに2.5 inch HDD/SSDを2枚搭載できるスペーサーや、CD ドライブのスペースに2.5 inch HDD/SSDを搭載できるマウントを設置し、計3枚のHDDを筐体内に収めています
  • 管理系・サービス系通信とPVE ⇔ TrueNAS間のストレージ通信を物理的に分離するため、Optiplex にNICを増設し通信を分離しています
  • 通信内容ごとにLANケーブルの色を分けています

    なお、画像内で使用しているLANケーブルは、弊社グループ会社であるネットチャート株式会社から提供いただいた eco-patch となっています。
    かなりの細軸ですので取り回しもしやすく、色も鮮やかでとてもお気に入りです。
    実際のデータセンター環境においても、細軸な事で各種機器の排熱効率の向上に寄与できる等、多くのメリットを持った製品です。

HomeLabを構築するにあたり、私が意識しているポイントは以下の 4 つです。

  • 大きすぎないこと
    • 自宅には家族がいるため、好き勝手に機器を設置できるわけではありません。
      感じ方は人それぞれですが、このメタルラック程度であれば、小規模なインテリアとしてまとまっているのではないでしょうか。(もちろん妻からは不評ですが)
  • お金をかけすぎないこと
    • これも人による部分ですが、HomeLabの目的はあくまで私個人の学習用途であり、高性能を求めるワークロードはありません。
      そのため、少し世代の古いパーツを中心に集め、コストを抑えています。
      実際、採用している Dell Optiplex SFFはオフィスPC用途を想定されたモデルで、必要十分なリソースを備えつつ、ある程度の拡張性もあるためバランスが良いと感じています。
      さらに、中古市場で比較的安価に流通している点も魅力です。
  • 快眠できること
    • HomeLabと同じ部屋にベッドがあるため、騒音・光対策は重要です。
      L2スイッチはファンレスモデルを使用し、LED点灯を確認する必要がない部分には黒いビニールテープを貼って光を抑えています。
      また、メタルラック自体も、ベッド側の側面に板を置くことで、睡眠中の静音性と遮光性が少し向上しています。
      Optiplexも高負荷でなければ比較的静音で、むしろ夏場のエアコンの機械音の方がよっぽどうるさいくらいです。
  • ワクワクする見た目であること
    • クラウドサービスが手軽に使える今、あえて自宅に物理機器を置くからには、見て楽しむことも大切だと考えています。
      小規模ながら業務寄りの機器を使うことで、“なんちゃってデータセンター気分”を味わえるようにしています。

まとめ

簡単ですが、自宅のデスク環境とHomeLabについて紹介させていただきました。

まだまだ挑戦してみたいことはたくさんありますので、今回挙げたポイントを意識しつつ、さらにアップグレードしていきたいと思います。

ありがとうございました。

a-kanzakiさんの環境

初めまして。今年2025年に新卒で入社した神﨑(a-kanzaki)と申します。
大規模事業者様向けのメールサービスを扱う部署に配属され、 IIJ xSPプラットフォームサービス/Mail – IIJ  を提供するお手伝いをしています。

今回、自宅/業務環境紹介の記事に参加させていただくにあたり、私からは業務環境を紹介させていただきます。少しだけおうちの様子も書かせていただきます。

オフィスのデスク周り

・モニター       40インチワイドモニター(3440×1440)
・キーボード   Logicool MX MECHANICAL
・マウス          Logicoolのなにか
・グッズたち

あまりキーボードやマウスにこだわりはありません。強いて言えばJIS配列ぐらいでしょうか。最近は自作キーボードに興味があります。

ワイドスクリーンモニターは結構気に入っています。ターミナルを複数開く作業などでも大変重宝しております。背景は弊社障害対応マスコットのバリーくんです。

オフィスとは思えないぐらいいろいろなグッズが置いてあります。これは入社前にこちらの記事を見て「オフィスに私物置けるんだ 置いちゃお」という軽い気持ちで1個づつ置いていたらいつの間にかこんなことになってしまいました。
ついに周りの方々からグッズを頂戴するようになりました。ありがたく飾っております。まだまだお待ちしております

自宅のデスク周り

・モニター      24インチモニター×2
・キーボード  ELECOM Leggero
・マウス         ELECOM EX-G

大学時代はPCを買ったらついてきたキーボードとマウスを使ってましたが、オフィスでお高いアクセサリを使って「金をかけた方が体験が向上する」と学んで買い換えました(だいぶ安価な方ですが)。

モニターはフルHD 24インチをかれこれ4年使ってますが、そろそろ4K液晶が欲しいですね マシンはあるので

自宅のモニター周りのほうがすっきりしています、おかしいですね…

ここには映っていないのですが、KVMスイッチを置いて入出力を切り替えるようにしています。メインマシン(windows)/macbook air/業務用PCを切り替えられるので重宝しています。(家のほうが作業しやすいのは内緒)

eco-patchチャレンジ

今回、ネットチャート株式会社からeco-patchをご提供いただきました。これを用いて自宅のLANケーブルの整理を行いました。

これが張り替え前です。LANケーブルの配線もぐちゃぐちゃで目も当てられませんね…
LANケーブルも種類がバラバラで、実家から持ってきたものやどこかで拾ったものなどなかなかバラエティーあふれる面子でした

これが張り替え後の画像です。張り替えついでに配線を見なおしました。eco-patchの細さが張り替え前と比べるとよくわかりますね。
端子が透明なので、ピカピカ光ってきれいだと思いました。

hikの環境

自己紹介

はじめまして、hikと申します。

IIJのサービス共通Kubernetes基盤 IKE (IIJ Kubernetes Engine)の主管部署である、SRE推進部に所属しています。

おうちOverview

数年以内に引っ越すことを想定して、可能な限りシンプルにまとめています。

おうち業務環境

メインディスプレイは27インチ 4Kのものを用いています。

キーボードは大学時代に買った106キーのメカニカルキーボードです。入社してHHKBの良さを感じたため、60%サイズのキーボードを購入予定です。

ポインティングデバイスはトラックボールです。大学時代にお試しでトラックボールを買ってみたところ、自分の手に馴染んだため使い続けております。

モニターのUSB端子にキーボードやトラックボールを接続し、PCへはUSB Type-Cケーブル1本で接続しています。

私用 / 業務環境ともに、基本的にはGNU/Linuxデスクトップ環境(KDE/GNOME)を使っています。

アドベントカレンダー執筆のタイミングでスタンディングデスクを自作しました。

スタンディングデスクを作る前はちゃぶ台で作業をしていました。

スタンディングデスクの天板に関しては近所のホームセンターで集成材を買いました。

カットサービスでカットしてもらったものを運搬し、加工しました。

スタンディングデスクの脚に関しては解体が容易なアルミフレームを用いて作成しました。

テクニカルサポートの方に設計の依頼をし発注しました。

Homelab

Homelabも可搬性や持続可能性を考慮して機材選定をしました。ミニPCをサーバにしています。

ミドルタワーPCと同程度の大きさのジョイントラックに収まる範囲のHomelabを構築しています。

4段目に乗っているミニPCはコンピューティングリソース用、3段目に乗っているミニPCはルータ用として稼働を予定しております。

eco-patchチャレンジ

ネットチャート株式会社よりLANケーブルeco-patchを提供していただきました。

eco-patchは一般的なLANケーブルと比較して細くしなやかなため、取り回しがしやすかったです。

比較的美しい配線をすることができたかと思います。

黒系色の機材やケーブルでまとめていたラックに彩りが生まれました。

オフィス業務環境

ほのぼのオタクデスクです。

裏の配線が見えないようにモニターに干渉しない高さのアクリルスタンドを設置しています。

入力インターフェイスは、HHKB US配列の雪と白いトラックボールを用いています。

HHKBは右側のMetaキーにFnを割り当て、hjkl でカーソル移動をするようにしています。

31インチ4Kモニタ+WQHD 縦置き24インチモニタを配置しています。

業務はデスクトップPCを用いており、リモートワーク時にはリモートデスクトップを用いて接続しています。

ritoさんの環境

自己紹介

はじめまして!
本年度新卒でIIJに入社いたしました、鈴木璃土(rito)と申します。

モバイルサービスの基盤設備の設計・構築・運用を行う部署に着任し、IIJモバイルサービスやIIJmioの通信が問題なく行えるよう、日々ルータに関する様々な作業や技術の研鑽に励んでいます。

今回は新卒エンジニアのおうち&職場環境紹介ということで、私の自宅とオフィスの環境を簡単にご紹介いたします。
他の方と比べると全然一般のご家庭なので、家に沢山サーバやNW機器がある人もいれば自分みたいな人もいる会社だよ、と思って頂ければ幸いです。

自宅環境

自己紹介にも書いた通り、自宅にはほとんどネットワーク機器がありませんので簡単にご紹介して、将来の野望を書ければなと思っています。

自宅にはメインで利用している自作PCが1台、某社のWi-Fi対応ルータが1台、UGREEN NASync DXP4800 Plus(ハードウェアNAS)が1台、5月に同期から格安でもらったAllied Telesis AT-GS924MX(L3スイッチ)が1台あります。
さっきほとんど無いって言ってたじゃないか!!!と思われるかもしれませんが、残念なことにAT-GS924MXに関しては1回火入れをしたのみで、NWに組み込めていません。

特にラッキングもしていないので、PCとルータの写真は割愛して、NASとL3スイッチの写真のみご覧いただければと思います。

このNASにはWestan DigitalのWD Red Plus 6TBを4本積み、RAID6で冗長化を行っています。なぜRAID6を選択したかというと、「うちRAID6なんだよね」と言いたいからです。
中ではメインPCのバックアップと、某チャットアプリケーションのbotを動かしているVMを建てています。
将来的にはself-hostedな写真管理や音楽管理をやりたいなという欲望があります。

このNASは10GbEなRJ45ポートを搭載していて、L3スイッチにも10GbEポートがあるので、10G対応NICをPCに積んで高速転送とかもしたいな~~という気持ちです。

自宅のデスクはこんな感じです。

キーボード:REALFORCE R3 + FILCO Majestouch Wrist Rest “Macaron”
モニター:BenQ XL2411Z + FIJITSU VL-194SSWL(某ジャンクショップで購入)
マウス:Logicool G502X

個人的な一押しはリストレストです。長いこと使っていますがヘタることなく、手首がかなり楽でいい感じです。
リモートワークの際は写真のキーボートの位置にノートPCを置き、ディスプレイの配線を差し替えて作業しています。
ここもKVMスイッチなどを使って簡単に出来るようにしたいのですが、個人的に「あまりリモートワーク向いてないな」、となっているため手付かずとなっています。

オフィス環境


キーボード:REALFORCE R2S + FILCO Majestouch Wrist Rest “Macaron”
モニタ:LG 4Kモニターx2
マウス:Logicool MX Master4

設備関係の作業では様々な情報を同時に見る必要があり、そのため4K2枚というちょっと贅沢な構成になっています。
リモートワークする気があまり起きない理由の一つです。

基本的にはデスクトップPCで業務を行いますが、たまにノートPCを使用しています。
しかし、オフィスには各席一つしかLANポートがないため、デスクトップPCとノートPCを同時には繋げません。
なので、BAFFALOのハブを噛ませて両方使えるようにしています。eco-patchが細径のおかげでケーブリングがしやすく、とても助かりました。

他にはバリーくんやぬいぐるみを置いて作業の合間に癒されつつ作業をしています。
(しばらくしたらバリーくんのベルにいっぱい呼び出されるようになりますが……)

おわりに

簡単ではありますが、自宅とオフィスの環境を紹介させていただきました。
自宅環境はもっともっと整備していけたらなと思います。乞うご期待!

 

おわりに

以上7名の新入社員の環境をご紹介しました。

幅広く個性的なご家庭の様子をお見せできたのではないかと思います。

記事中でご紹介したLANケーブルの eco-patch は IIJmioサプライサービス からご購入いただけます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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hik

2025年12月24日 水曜日

2025年入社。SRE推進部所属。

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