大人になったので少し落ち着こうと思いまして(デスクトップPC)【私の愛用している技術系アイテム】
2022年05月16日 月曜日
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こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。
私は、自他共に認めるPC好きなのですが、かつては例にもれず「自作だ」「水冷だ」「オーバークロックだ」とヤンチャしていた時期がございました。
ただ、最近ちょっと思うところありまして「大人になったし、少し落ち着こう」と考えるに至りました。
という事で、今回は「落ち着いたPC」のお話になります。
1.落ち着いたPCとは
落ち着いたPC。それはずばり「安定」です。
自作をされた事のある方は漏れなくご経験あるかと思いますが、組みあがって1発目は大体電源が入りません。これはもはや自作PCの仕様です。
※編集部注:筆者個人の感想です。自作PCの組みあがり直後の起動状況は、個人差がございます。
そこで出てくるのがメーカー製PCになります。
特に高額な価格設定されたワークステーションモデルは、メーカーの威信をかけた作りとなっており、思っている以上の違いがありました。
2.でも、お高いんでしょ?
ご推察のとおり、お高いです。
ただ、PCは年々すさまじいスピードで進化し、毎年のように新しい機種が発売されています。
その結果、型落ちですが十分に高スペックといえる品が世の中にあふれていたりします。
そう、中古市場です!そこには夢の世界が広がっていました!
3.その結果がこちらとなります
その結果が以下となります。ご査収ください。
HP Z820 Workstation | |||
CPU | Xeon E5-2697V2 | 2個 | 12C/24T x 2 = 24C/48T |
MEM | PC3-14900L 32GB | 16個 | 32GB x 16 = 512GB |
DISK | Optane 900P 280GB | 1個 | 280GB (NVMe 550K IOPS) |
NIC | 10 Gigabit XF SR Server Adapter | 1個 | 10GBase-SR x 1port |
GPU | Quadro K600 | 1個 | CUDAコア192/1GB DDR3 |
4.用途や使った感想など
Windowsライセンス付きでしたので、最初はWindowsにWSL+Ubuntu+Dockerで使い始めましたが、I/O要求が高いコンテナの動きがあまり良くなく、最終的にAlmalinuxにDockerを入れる形で落ち着きました。
ただ、折角のWindowsのライセンスですので、KVMをいれてWindowsも動くようにしております。
ついでに、WindowsではWindowsTerminalでsshやvimを使うのが最近のマイブームでして、WSL+Ubuntuも入れました。
自作でもし同じような2ソケットPCを作ろうとすると、かなり大掛かりになりますが、Z820は専用設計の筐体や電源のおかげでかなりコンパクトにまとまっております。
また、内部が2重構造になっているおかげか、かなり静かです。かといってきちんと冷えており窒息している様子もありません。
5.自作も良いけどコレはコレで
てことで、あまり遊びはありませんが、完成されたメーカー品も非常に良い物でした。
ハイパワーをコンパクトに静かに使いたいといった場合は、自作より良いかもしれません。
自作がちょっとマンネリになっている方、気分転換に次は中古メーカーPCなんて如何でしょうか?