出展企業200社以上!! 最新技術とつながる総合展 ~『EdgeTech+2022』~ イベントレポート

2022年12月19日 月曜日


【この記事を書いた人】
藤井 俊平

2021年に営業としてIIJに入社。翌年にIoT事業部のプロモーション担当に転属し、現在に至る。珈琲、読書、喫茶店・バー巡り、古着、アニメ・映画鑑賞、ゲームなどなど割と多趣味。写真撮影もガッツリやっていて、そのうち個展 or グループ展を開きたいと思ってます。

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IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー 12/18(日)の記事です】

事業変革を推進するための最新技術とつながる総合展『EdgeTech+2022』が11月16日~18日の3日にかけて開催されました。
エッジテクノロジーの最先端情報を網羅できるイベントということで、来場者の方々も興味津々な目で各ブースを周っていました

今回はそんなイベントの様子をお伝えしていきます!

EdgeTech+2022 イベント会場の様子

場所はみなとみらい駅近くにあるパシフィコ横浜。ここから会場の展示ホールに向かいます。

会場に入ると早速展示ブースが広がっています!
今回は全体で200以上の企業が参加し、合計130以上の講演やセミナーが開かれるとのことで、日中はひっきりなしに人が入ってくるほどの盛況っぷりでした。

IIJの展示ブース

会場入り口から歩いて約3秒・・・LoRa® パビリオンエリアに今回IIJのIoTチームが展示する出展ブースがあります。
展示ホール入口すぐの場所なので、入って最初に目に付くとっても良い立地でした!!

IoTチームの展示ブース

IoTチームの展示品はこちら!水位/水温センサーやLoRaWAN®カメラ、その他各種センサー、デバイスを展示しています。

水位/水温センサー MITHUHA LP-01:水田の水位を計測するためのセンサー。単管パイプ1本で設置が可能。

赤外線照明付AC給電型 LoRaWAN®カメラ:LoRaWAN®を利用して高解像度の画像送信ができるカメラデバイス。4時間~10分ごとの送信間隔・1024×768(XGA)~320×240(QVGA)の解像度に対応。

各種センサー(温度、温湿度、CO2、人感、直流電流など)、LoRaWAN®測定デバイス、ゲートウェイを展示。

IIJのLoRaWAN®の取り組みは、2017年の農林水産省の公募事業で実証実験を行ったところから始まっており、現在では農業IoT以外にも、食品や物流での温湿度管理や、施設の設備稼働状況の可視化、製造業における工場の製造管理など、様々な場面で活用いただいています。

展示品横のモニターにはセンサーが検知したデータの可視化画面を表示しています。

IIJのLoRaWAN®ソリューションでは、センサーから受け取ったデータを送信する通信環境とデータを保存するためのクラウドサービスを、パートナー企業様のセンサーデバイスや可視化アプリケーションと組み合わせることで、その全ての流れを『一つのソリューション』としてご提案することができます。

LoRaWAN®ソリューションの構成イメージ

今回の展示では、LoRaWAN®のデバイス自体だけではなく、IIJの通信事業者としての知見を活かして構築したシステム全体も含めて展示している、という所もアピールポイントになっています!

出展場所も幸いしてか、たくさんのお客様がIIJのブースを訪れ、熱心に話を聞いていました。
来場者のお声の中には、「IIJがLoRaWAN®のビジネスもやっていることは知らなかった」という声もあり、イベントが終わってからも話を聞きたいと、いくつかのお引き合いをいただけています。

今回はじめてIIJのLoRaWAN®関連の取り組みを知っていただいた方も多く、今後もこうした展示会を通して認知度を上げていきたいですね!

モバイルチームの展示ブース

別のブースエリアではIIJのモバイルチームも出展しています。こちらのブースはIIJのテーマカラーである赤をふんだんに使い、インパクトのある展示ブースになっています!(筆者は最初見たとき、IIJのブースだと気づかないぐらいに立派な展示でした笑)

こちらのブースでは、eSIMやソフトSIMを組み合わせた「SIM仮想化テクノロジー」と全15件の導入事例を展示品と共に並べて展示する「IoT事例百貨店」という大きく2軸で出展しています。

特に目を引かれたのはこちらの導入事例。
オーシャンブルースマート様が展開する次世代のシャアサイクルサービス「PIPPA」です。
安定した通信を提供し、内部基盤への組み込みが可能なIIJのeSIMを導入しています。なんと24時間330円(東京の場合)という国内最安レベルの料金プランで利用できるとのことです!

選びに選んだ15の事例と展示品に足を止めた方はもちろん、プレスリリースを見てブースまで来てくださった方も多かったとのことで、モバイルチームの皆さんも多くの来場者にアプローチができたと喜んでいました。

他社ブースをレポート

何といっても今回は200社以上が展示するビッグイベント。ということでここからはIIJ以外の展示エリアもレポートしていきたいと思います!

会場には各分野のパビリオンが設置されており、出展企業や大学研究室がブースを構えています。

展示ブースの中にはセミナー形式で席を構える所もありました。情報収集のために訪れる来場者もいれば、他社の取り組みを知るために話を聞くイベント出展者の姿も見えます。

会場の各所にはセミナーステージがあり、各分野でその技術力を活かし活躍する企業の取り組みをじっくりと聞くことができます。

IIJからもLoRaWAN®ソリューションに関するセミナーで登壇させていただきました!

LoRaWAN®は現在日本でも着実に浸透してきており、その具体的なユースケースやソリューションの活用例などの情報は出展企業も耳に入れておきたい、注目度の高いテーマです。セミナーを聞く来場者の方々も集中して耳を傾けていました。

先端技術展ということで、画像認識やAI、ロボットなどを扱う展示ブースも多数ありました。

展示ホールの一番奥に行くと、なにやら大勢の人が集まるステージが・・・?

なんと、ETロボコンチャンピオンシップ大会なるものが開催されていました!
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、組込みソフトウェアの設計技術を競うロボットコンテストです。
ついレポートを忘れて見入ってしまいそうになりますね(笑)

会期中の一幕

会期2日目には、展示終了後に出展社同士での懇親会がありました!!

会場ではお酒を片手に、和気あいあいと話をする参加者同士の姿が見られました!!コロナ禍の影響もあり、多くの企業が集まる機会も難しい中、貴重な機会ですね。

あとがき

今回EdgeTech+2022では各社趣向を凝らし、様々な展示ブースがありましたが、会場全体からも「他社と協力して、自社の取り組みを次のステージに進めたい、業界全体を盛り上げていきたい」という姿勢が伝わる、非常に刺激的なイベントになっていました。

また、イベントのレポートをする中でいくつかの出展企業様・主催者様にインタビューをさせていただきました。展示に関することはもちろん、各社の取り組みや今後の展望などをお聞きできました。
インタビュー内容は後日ブログ化予定ですので、ぜひご期待ください!

 

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藤井 俊平

2022年12月19日 月曜日

2021年に営業としてIIJに入社。翌年にIoT事業部のプロモーション担当に転属し、現在に至る。珈琲、読書、喫茶店・バー巡り、古着、アニメ・映画鑑賞、ゲームなどなど割と多趣味。写真撮影もガッツリやっていて、そのうち個展 or グループ展を開きたいと思ってます。

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