何に使う?ITリソース(IIJ.news)
2024年12月27日 金曜日
CONTENTS
インターネット関連の最新動向や技術情報をお届けする広報誌「IIJ.news」。12月発行号(Vol.185)の特集は「何に使う?ITリソース」です。
現代の企業の資源は、ヒト・モノ・カネ・ITです。経営目標の達成に近づくためには、ITをどう使えばよいのでしょうか。本特集では、IIJの情シス陣が「経営目標の達成を支えるITの使い方」について、各々の見解や取り組みを紹介します。
その1:ITリソースをよりよく使うための、基本的な考え方
IIJの情シス(通称:BIRD)は、ITリソースの運営・維持だけではなく、自社サービスの開発・検証にも深く関わっています。いわゆる「両利きのDX」を担っている部門です。
DXの契機の多くは、環境の変化です。DXとは、顧客・従業員・取引先を環境の変化に適応させ、事業活動を継続していくためのデジタル化といえます。よって、デジタル化の実現そのものが目的になってしまうと、DXはよい結果を生みません。よきDXを実現するためのヒントを、本稿では「IT用語じゃない言葉と文脈」で紹介します。
https://www.iij.ad.jp/news/iijnews/vol_185/detail_03.html
その2:ITリソースの投資バランスを、最適化する準備
ITは企業の4大資源の一つです。だから、今後数年を見据えたIT投資の設計と検証は、財務計画や人員計画同様、企業にとって欠かせない活動です。
IIJではここ数年のIT投資を、変革(T)・成長(G)・運営(R)のカテゴリに分類し、個々のアクションや予算と紐づけて評価しています。BIRDでは、変革(T)と成長(G)に、全投資額の50%を投入できる体制構築を目指し、分析と評価を続けています。
https://www.iij.ad.jp/news/iijnews/vol_185/detail_04.html
その3:せっかく導入したITリソースを、無駄にしない施策
予算の獲得、計画と人員配置、仕様の調査、セキュリティ対策…仕事を積み重ねて、やっとリリースしたアプリが、社内で全く活用されない。情シスには「よくある悲しい話」です。
本稿では、IIJのBIRDがこれまで社員に向けて実施した、リリースしたアプリを使ってもらうための作戦・活動・サポート事例を、出し惜しみせず紹介しています。「よくある悲しい話」を多少なりとも回避するため、お役に立てれば幸いです。
https://www.iij.ad.jp/news/iijnews/vol_185/detail_07.html
まとめ
特集内では他にも
・Microsoft 365 E5と自社サービスの組み合わせによるセキュリティ強化
といった記事も掲載しています。いずれも、ITリソースと投資の最適解を検討するうえで、「ヒント」となる話です。
年が明ければ、予算獲得や次年度の計画作成で大忙し。そんな皆様に、本特集が届けば幸いです。ぜひご一読ください。