IIJ、JANOG 52 meeting展示ブース参加&会場ネットワークにトランジット提供

2023年07月03日 月曜日


【この記事を書いた人】
doumae

IIJ 技術担当部長 最近はインターネットの技術を紹介するのがお仕事です。元々プログラマ、サーバ・データセンター・ネットワーク・セキュリティ・モバイルといろいろやってきました。

「IIJ、JANOG 52 meeting展示ブース参加&会場ネットワークにトランジット提供」のイメージ

IIJは2023年7月5日(水)~7日(金)に長崎で開催されるJANOG 52 meetingに参加いたします。

IIJエンジニアの登壇セッション

今回は以下のセッションでIIJエンジニアが登壇いたします。是非ご参加ください。

日時・会場 プログラム 登壇者 関連記事
7月5日(Day1) 14:45~15:45
2F コンベンションホール
地域インターネットレジストリは本当に堅牢なのか? 松崎 吉伸 APNICの理事って、どんな仕事なんですか?
7月6日(Day2) 11:00~12:00
1F 会議室101
フィッシングとメールセキュリティの現在と未来 櫻庭 秀次 メッセージングセキュリティの第一歩(IIJ.news)

ブース出展 (IIJ&ネットチャート)

ネットチャート&eco-patch

JANOGは日本のネットワーク運用者・技術者の皆さんが集結するカンファレンスです。つまり、会場にいらっしゃるのはネットワークが大好きな方ばかり。ということで、これまでIIJが展示ブースに出展するときにはIIJグループのネットチャート株式会社が販売し、IIJのクラウドやネットワークでも使われている細経LANケーブル「eco-patch」(エコパッチ)をノベルティとして配布したりしていました。

IIJ データセンター設置のサーバ群をeco-patchを使って接続中 (施工: ネットチャート)

IIJ データセンター設置のサーバ群をeco-patchを使って接続中 (施工: ネットチャート)

今回のIIJブースでは、ネットチャートのスタッフがIIJブースにやってきます。eco-patchやデータセンターのケーブリングなど、ネットチャートが提供するソリューションをご紹介いたします。

ネットチャートはデータセンターのケーブリングだけでなく、オフィスLANの構築なども手がけています。先日IIJとネットチャートが共同で提供する、デジタル対応ハイブリッドオフィス作りのソリューションも発表しました。オフィスネットワークをeco-patchで構築するのも良いですね。

JANOG 52会場ではeco-patchをノベルティとして配布いたします。(お渡しの際に、ネットチャートスタッフとの名刺交換・アンケートへのご協力をお願いいたします)

IIJとDNSの30年

6月23日に開催されたDNS Summer Day 2023でIIJ 山口 崇徳が「IIJとDNSの30年」という発表を行ないました。この発表と同期した同タイトルのレポートを、IIJの技報「Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.59」に掲載しています。この掲載号をIIJブースにて配布いたします。

2022年12月3日にIIJが創業30周年を迎えたことを受け、IIRでは30周年を振り返る記事を掲載しています。「IIJバックボーン30年間の変遷」を掲載した「Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.58」も配布しますので、併せてご覧ください。

ノベルティ

ブースにお越しいただいた方にはノベルティを差し上げます。バリーくんぬいぐるみ30周年バージョン(ねそべりバリーくん)も抽選で配属(プレゼント)いたしますので、是非IIJブースにお越しください。

JANOG 52 IIJブースノベルティ (予定)

会場ネットワークにトランジット提供 (IXでトランジット接続)

今回のJANOG 52 meetingでは、JANOG52 NOC BAKUCHIKUの皆さんが会場ネットワークを構築・運用されます。

IIJではNOCチームの支援として、トランジット接続(インターネット接続)を提供いたします。

JANOG 52 external network

JANOG 52 external network

ところで、今回のトランジット提供は、IX(Internet eXchange)であるJPNAP福岡で実施しています。もしかすると「あれ?なんでIXでトランジット?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

インターネットが複数のネットワーク(AS)の相互接続によって構成されていること、またAS間の接続には「ピア」と「トランジット」があることは皆さんご存じかと思います。(こういったお話に興味がある方には、ピアリング戦記 ― 日本のインターネットを繋ぐ技術者たちという書籍がおすすめです)

ピアとトランジット

ピアとトランジット

ピアには特定のAS間に直接通信回線を設けるプライベートピアと、多数のASが一所に集まって接続し合うパブリックピアがあります。一般的にIXはパブリックピアに利用されるサービスだと認識されているのではないでしょうか。

プライベートピア・パブリックピア

プライベートピア・パブリックピア

実は、最近のIXではパブリックピアとは別に、特定のIX利用者間の接続を提供する機能が提供されることが増えています。今回利用したJPNAPでは、PI/CUGサービスというオプションを利用することで、特定の利用者間を繋ぐL2ネットワークを設けることができます。(他のIXでも同様のサービスがあります)今回のトランジット提供は、このサービスを利用して、JPNAP 福岡経由でJANOG 52ネットワークとIIJを接続いたしました。

会場ネットワークの詳細はJANOG52 NOC BAKUCHIKUの皆さんから発表があるそうです。私もお話を伺うのを楽しみにしています。


それでは皆さん、会場でお会いできるのを楽しみにしています。

doumae

2023年07月03日 月曜日

IIJ 技術担当部長 最近はインターネットの技術を紹介するのがお仕事です。元々プログラマ、サーバ・データセンター・ネットワーク・セキュリティ・モバイルといろいろやってきました。

Related
関連記事