園芸×IoT(後編)可視化ツール「Machinist」(Maker Faire Tokyo 2019)

2019年08月02日 金曜日


【この記事を書いた人】
猪俣 亮

食べることが大好きなダイエット中プログラマ。 本業はバックエンド開発だが、ここ最近はフロントエンド開発にもどっぷり浸かっている。

「園芸×IoT(後編)可視化ツール「Machinist」(Maker Faire Tokyo 2019)」のイメージ

前編では、メトリクスを集める対象であるデジタルなIoTな百葉箱「お花大好きボックス」についてふれました。
後編では集めたメトリクスを活用するためのMachinistについて紹介します。

Machinistについて

Machinist は身の回りのあらゆるメトリクスを集め、活用することを目指して開発されたサービスです。
最近までオープンβでしたが、先日正式版をリリースすることができました。

機能紹介

基本的な機能は以前の記事で紹介していますので、今回はもう少し踏み込んだ別の機能を紹介します。

メトリックの監視

メトリックにしきい値と状態を定義し、状態変化が起きたタイミングでアクションを実行できるようになっています。
現在はメールやチャット(Slack、Microsoft Teams)への通知のみとなりますが、今後バリエーションを増やしていく予定です。

チャートの共有

チャートに個別のURLを割り当て、アカウントを持っていない第三者でも閲覧できるようになります。
発行したURLはメールやチャットなどですぐに共有することができます。

ダークモード

Machinistでは標準のUIに加え、ダークモードUIも用意しています。
ダークモードを有効にしたOSをお使いの場合はもちろんのこと、その時の気分によって切り替えることも可能です。

新しく追加された機能

不具合修正や安定性向上の修正に加え、機能も続々追加されています。
監視結果の通知方法はこれまでメールのみでしたが、 先日 Slack や Microsoft Teams に対応しています。

UIのレスポンシブ対応についても現在作業を進めており、
スマートフォンのような画面の小さなデバイスでもチャート閲覧や設定を行えるようになる予定です。

こういった機能がほしいというご要望があれば、こちらからご連絡ください。

最後に

Machinist は無料プランが用意されており、気軽にお試しいただくことができます。
ご興味をお持ちの方はこちらからサインアップしてみてください。

なお、今回紹介している「お花大好きボックス」の詳細は以下でご覧いただけます。
Maker Faire Tokyo 2019 展示作品:園芸×IoT(前編)環境センサ「お花大好きボックス」

猪俣 亮

2019年08月02日 金曜日

食べることが大好きなダイエット中プログラマ。 本業はバックエンド開発だが、ここ最近はフロントエンド開発にもどっぷり浸かっている。

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